チリがパラグアイに痛恨の敗戦…ビダルがまさかのオウンゴール献上

2017年9月1日(金)12時52分 サッカーキング

ホームで敗戦を喫したチリ代表 [写真]=Getty Images

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 31日、2018 FIFAワールドカップ ロシア南米予選が各地で行われ、チリ代表はホームでパラグアイ代表に0−3と痛恨の敗戦を喫した。

 チリ代表はアーセナルのアレクシス・サンチェス、バイエルンのアルトゥーロ・ビダル、そして守護神はマンチェスター・Cのクラウディオ・ブラボと、主力が揃って先発出場。18分にはマウリシオ・イスラがチャンスを作り相手ゴールに迫るも、オフサイドの判定を受けてしまった。

 するとセットプレーで先制点を得たいパラグアイは24分、オスカル・ロメロがフリーキックを蹴ると、このボールにヘディングで合わせたのはまさかのビダル。ブラボも反応することができず、チリは不運な形で先制を許してしまった。

 なんとか試合を振り出しに戻したいチリはその後もボールを支配するものの、相手GKアントニー・シルヴァの好セーブに遭い、前半は0−1のまま終えた。

 後半に入り53分、またもゴールネットを揺らしたのはパラグアイだった。高い位置からプレスをかけると、チリの選手が蹴ったボールがパラグアイの選手の足に当たり、幸運にもリバウンドを拾う。そしてそのボールを受けたビクトル・カセレスが左サイドからシュート。ブラボはコースを読み、ボールに触れたものの、防ぎきれずリードを広げられてしまった。

 そして終了間際の後半アディショナルタイムには、再びカウンターからチャンスを作ったパラグアイがリカルド・オルティスのゴールで3点目を奪い、敵地で貴重な勝ち点「3」を手にした。

 痛恨の敗戦となったチリは勝ち点を伸ばせず、「23」のまま4位。勝利したパラグアイは勝ち点を「21」に伸ばした。2位のコロンビア代表は最下位のベネズエラ代表と、そして3位のウルグアイ代表もアルゼンチン代表とスコアレスドローに終わっている。チリ代表はアルゼンチン代表に勝ち点「23」で並ばれたものの、得失点差で上に立ち4位となっている。

 上位4チームが自動的に本大会出場権を獲得し、5位のチームは大陸間プレーオフに進むことになる。

【スコア】
チリ代表 0−3 パラグアイ代表

【得点者】
0−1 24分 オウンゴール(パラグアイ代表)
0−2 53分 ビクトル・カセレス(パラグアイ代表)
0−3 90+2分 リカルド・オルティス(パラグアイ代表)

サッカーキング

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