元バルセロナのMFシャビが古巣の問題点を指摘「システムに適応していない」
2017年9月3日(日)17時10分 サッカーキング
昨季、レアル・マドリードのリーグ優勝とチャンピオンズリーグ連覇に影を落としていた古巣バルセロナの現状について同選手はコメント。問題は、バルセロナが同クラブのシステムに適応する選手を擁していないことにあると説いた。
まず「自分は素晴らしい時代を過ごしたチームの一員だったが、今のチームはあの頃と同じとは言えない。プレー自体は悪くはないが、もっと良い補強ができるはずだ。5〜6年前にはそのプレーシステムのために最高の選手たちを揃えていた」と語り、同選手在籍時と現チームを比較した。
そして「今日、バルセロナのシステムに合致する選手は(アンドレス・)イニエスタ、(ジョルディ・)アルバ、(リオネル・)メッシ、(ジェラール・)ピケ、ルイス・スアアレス、(セルヒオ・)ブスケツの6選手だけだ。しかし、バルセロナがそのシステムを活用するためには、システムに適応する11人の選手が必要なんだよ。バルセロナはシステムに適応していない選手を補強してしまっている」と同クラブの補強に不満を漏らした。
ブラジル代表FWネイマール放出で手に入れた290億円で、フランス代表MFウスマン・デンベレとブラジル代表MFパウリーニョを獲得したバルセロナ。宿敵レアル・マドリードが、リーガ・エスパニョーラで早くも引き分けた一方で、2連勝を飾っているものの未だ新戦力はチームに溶け込めていない。リーガ・エスパニョーラ奪還を目指すバルセロナの今後の試合に注目が集まる。