ルーニー、代表復帰を期待する声に反応「僕の答えは変わらない」
2017年9月4日(月)15時22分 サッカーキング
119試合で53ゴールを記録し、同代表の歴代最多得点者となっているルーニーは「退く時だ」として、2018 FIFAワールドカップロシア・欧州予選を戦っている代表から引退している。元イングランド代表監督として知られるスティーブ・マクラーレン氏が「来年のW杯で戦っていても不思議じゃない」と発言するなど、周囲から復帰を希望する声が聞こえてきた。
イギリスメディア『talkSPORT』のインタビューに応えたルーニーは「僕の答えは変わらない。今までたくさんの選手が代表引退を宣言してきたのを見ている。チームは今、来年に向けて戦い続けているんだ。W杯出場を手にしたら、それは彼らの功績であって僕のじゃない。だから引退の決断をしたんだ」とコメントしている。
代表での思い出を振り返ったルーニーは「2010年の南アフリカ大会ではファビオ・カペッロ監督とともに戦った。あの大会でイタリアが得点した時、監督は両手をあげて喜んでいたよ。あの瞬間はイングランドの監督ではなかったかもね。その行動が正しいかどうかわからないけど、僕らは決勝トーナメントに行けたんだ」と懐かしんだ。
イングランド代表は4日、スロヴァキア代表と対戦する。