マツダの主力SUV『CX-5』『CX-30』に改良モデルが登場。新価格で10月発売へ

　マツダは9月4日、同社の主力クロスオーバーSUVである『CX-5』および『CX-30』の改良モデルを発表。全国のマツダの販売店を通じて、4日（月）より予約受付を開始した。

　10月中旬の発売が予定されるCX-5では、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した特別仕様車“Retro Sports Edition（レトロスポーツエディション）”を設定するとともに、全グレードを対象に新色プラチナクォーツメタリックの追加設定やメーカーセットオプション、標準装備の見直しなどが行われた。

　また“エクスクルーシブモード”、“スポーツアピアランス“、“フィールドジャーニー”という3つのグレードでは、内外装の仕様変更や上質さの向上、快適装備の強化が図られた。この他、一部グレードの廃止を含む体系の変更にともない約1〜7％の値上げをともなう新価格が発表されている。

■CX-30には10.25インチセンターディスプレイを新採用

　CX-5と同じく特別仕様車“レトロスポーツエディション”が設定され、10月下旬から発売されるCX-30には安全性と快適性を充実させる商品改良が行われた。

　安全性の分野では安全装備に新機能が加わり、AT誤発進抑制制御において歩行者が検知対象に。またドライバー・モニタリングには、運転者のわき見を検知すると画面表示と警報音を用いて運転者に注意を促す“わき見警報機能”が備わった。

　利便性と快適性を向上させる改良では、従来の8.8インチから大型化した10.25インチセンターディスプレイの新採用をはじめ、モバイル機器のワイヤレス接続機能とワイヤレス充電の追加、見守りプランとリモートエンジンスタートが利用可能になるコネクティッドサービスの提供機能の拡充が行われている。

　ボディカラーにはセラミックメタリックと、特別仕様車“レトロスポーツエディション”にも採用されるジルコンサンドメタリックが追加設定されたCX-30。『CX-5』の弟分であるこのモデルについても、マツダは原材料価格や物流費などの高騰にともなう価格改定を実施している。新旧価格の一覧は以下のとおりだ。

マツダCX-5車両情報：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/
マツダCX-30車両情報：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/

■マツダCX-5　価格改定一覧

■マツダCX-30　価格改定一覧