ベイルがハットトリック! 代表で約2年ぶり得点、ウェールズを劇的勝利に導く

2021年9月5日(日)23時58分 サッカーキング

代表最多得点記録を2年ぶりに更新したベイル(写真はEURO2020) [写真]=Getty Images

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 FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループEが5日に行われ、ベラルーシ代表とウェールズ代表が対戦した。

 試合は5分にウェールズが先制。ギャレス・ベイルが相手GKに倒されてPKを獲得すると、自らキッカーを担当。GKの逆を突いてゴール右下隅に突き刺した。なお、ベイルが代表戦でゴールを挙げたのは、2019年10月13日に行われたEURO2020予選クロアチア代表戦以来となる。

 しかし29分、ウェールズはDFクリス・ガンターがニコライ・ゾロトフを倒してPK献上。これをヴィタリ・リサコヴィチに決められて追いつかれる。

 さらに30分、ベラルーシは中盤でのボール奪取からカウンターを展開。スルーパスに反応したリサコヴィチが相手DFと簡単に入れ替わり、ペナルティエリア右まで運んで折り返す。中央でフリーのパヴェル・セドコが流し込み、ベラルーシがあっという間に逆転した。

 1点のビハインドで折り返したウェールズは69分、ベン・デイヴィスが競り合いのなかで倒されてPKを獲得。再びキッカーを務めたベイルは真ん中に蹴り込んで成功させ、ウェールズが追いつく。

 すると後半アディショナルタイム3分、ウェールズが勝ち越しに成功する。ペナルティエリアに押し込んだなかでダニエル・ジェームズが折り返すと、ベイルは左足ダイレクトボレーで合わせる。相手GKは反応したものの防ぎきれず、ボールはゴールに吸い込まれた。

 ベイルは2018年3月22日に行われた国際親善試合の中国代表戦以来、2度目となる代表戦でのハットトリックを達成。また、ウェールズ代表の最多得点記録保持者である同選手は、代表での通算得点数を「36」に伸ばした。



 試合はこのまま終了し、ウェールズは2勝1敗、ベラルーシは1勝3敗となった。次節は8日に行われ、ベラルーシはベルギー代表と、ウェールズ代表はエストニア代表と対戦する。

【試合結果】
ベラルーシ代表 2−3 ウェールズ代表
 
【得点者】
0−1 5分 ギャレス・ベイル(ウェールズ)
1−1 29分 ヴィタリ・リサコヴィチ(ベラルーシ)
2−1 30分 パヴェル・セドコ(ベラルーシ)
2−2 69分 ギャレス・ベイル(ウェールズ)
2−3 90+3分 ギャレス・ベイル(ウェールズ)

サッカーキング

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