今夏のライス獲得に貢献?…アーセナルFWサカが明かす「彼がいくつか質問してきて…」

2023年9月8日(金)19時19分 サッカーキング

サカ(左)がライス(右)獲得の裏話を明かす [写真]=Getty Images

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 アーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカが、今夏の補強の裏側について明かした。7日、『ミラー』や『イブニング・スタンダード』など複数のイギリスメディアがコメントを伝えている。

 2022−23シーズンは合計248日間も首位に在籍しながら、最終盤の失速でプレミアリーグ制覇を逃したアーセナル。20年ぶりのタイトル奪還を目指す今シーズンに向けて、クラブは夏の移籍市場で積極補強を敢行。推定総額2億800万ポンド(約382億円)もの大金を注ぎ込み、スペイン代表GKダビド・ラヤ、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、イングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツの4名を獲得した。

 なかでも一際大きな取引となったのが、複数クラブとの争奪戦に発展したライス獲得作戦だ。冬の段階から24歳のイングランド代表MFを“トップターゲット”に据えていたアーセナルは、長期間に渡ってウェストハムとの交渉を進行。バイエルンやマンチェスター・ユナイテッドなども関心を示し、マンチェスター・シティは実際にオファーの提示に踏み切ったものの、イギリス人史上最高額となる1億500万ポンド(約193億円)を入札したアーセナルが、長期契約の締結に漕ぎ着けた。

 クラブ史上最高額を大幅に更新する金額を費やし、“トップターゲット”の獲得に成功したアーセナルだが、その裏側では既存戦力によるライス本人への説得も行われていたようだ。イングランド代表でもライスと共にプレーするサカは、「彼はいくつかの質問をしてきたし、僕もそれに答えたんだ」と前置きしつつ、加入前のやり取りについて次のように明かしている。

「彼が正しいクラブにやって来て、そこでエキサイティングな未来が待っているという安心感を与えようとしたんだ。もし、彼が僕たちの仲間に加われば、チームをより良くしてくれるだろうし、間違いなく何かを達成できると考えていたからね」

 ライスは既にミケル・アルテタ監督の信頼を掴んでおり、FAコミュニティ・シールド含めここまで公式戦5試合に先発出場。直近で行われたプレミアリーグ第4節のマンチェスター・ユナイテッド戦では、後半アディショナルタイムにCKから値千金の勝ち越しゴールをマークした。サカは「すごかった。僕は彼のゴールを20回は見返したと思う。彼と彼の家族にとって信じられない瞬間だったね。彼が幸せで、パフォーマンスを発揮し、初ゴールまで決めてくれて嬉しいよ」とライスの活躍を賞賛している。

サッカーキング

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