全日本F3オートポリス:好調坪井がダブルポール獲得。宮田が続きトムスのワン・ツー

2017年9月9日(土)11時31分 AUTOSPORT web

 全日本F3選手権第8ラウンドは9月9日、大分県日田市のオートポリスで公式予選が行われ、4連勝中の坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が第17戦/第18戦ともポールポジションを獲得。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F314)が2番手に続いた。


 今季のシリーズも残り2ラウンドとなった全日本F3。第8ラウンドとなるオートポリスは2009年以来となる全日本F3開催で、木曜から専有走行が設定されていたものの、9月7日は霧と大雨により走行は中止。9月8日の専有走行1が時間延長、さらに新たに専有走行3が追加された。8日の専有走行では、第10戦鈴鹿以降第12戦以外すべてで勝利を重ねている坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が全セッションでトップタイムをマークしていた。


 迎えた10時15分からの公式予選は、30分1回でベストが第17戦の、セカンドベストが第18戦のグリッドとなる型式。開始時の気温は23℃(サーキットライブウェザーより)。雲が出ているものの、ドライコンディションで迎えた。


 各車が一度アタックを展開しはじめ、まずは宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F314)が1分38秒319というタイムをマーク。大津弘樹(TODA FIGHTEX)、高星明誠(B-MAX NDDP F3)、アレックス・パロウ(THREEBOND)、阪口晴南(HFDP RACING F316)と続くが、開始から6分というところで、イェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)がセクター3でクラッシュ。赤旗中断となってしまう。


 満足にアタックできていないマシンがいるなか、10時37分のリスタート後、一気にタイムを上げてきたのは坪井。1分38秒116でトップに躍り出るが、直後、吉田基良(B-Max Racing F306)がターン13でストップを喫してしまいこのセッション2回目の赤旗が出されてしまう。


 二度の赤旗で各車のアタックのタイミングが分かれたが、最終的に第17戦/第18戦ともポールポジションを獲得したのは坪井。宮田が2番手に続き、第17戦はパロウが3番手。ランキング首位の高星は4番手となった。第18戦では高星3番手、パロウ4番手という結果に。両戦とも大津弘樹(TODA FIGHTEX)が5番手、阪口晴南(HFDP RACING F316)が6番手につけた。


 一方、F3-Nではスポット参戦ながら専有走行すべてでベストタイムをマークした元嶋佑弥(Planex スマカメ・F308)がここでも速さを発揮し、両戦ともF3-Nのポールを獲得。同じくスポット参戦で、前戦でF3-N王座を決めたDRAGONのマシンを駆っている澤田真治(B-Max Racing F306)が2番手、植田正幸(Rn 山下製作所 F308)が3番手につけた。

坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)
アレックス・パロウ(THREEBOND)
高星明誠(B-MAX NDDP F3)
大津弘樹(TODA FIGHTEX)
元嶋佑弥(Planex スマカメ・F308)
澤田真治(B-Max Racing F306)


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