TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW、2度目のEWCボルドール24時間に挑戦。奥田教介を新たに擁してSSTクラスに参戦

2023年9月12日(火)7時5分 AUTOSPORT web

 TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、9月16〜17日にフランスのポール・リカール・サーキットで開催される『2023FIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレース』に星野知也、綿貫舞空、奥田教介、吉田愛乃助を擁して参戦する。


 全日本ロードレース選手権に参戦している同チームはEWCでも活動の幅を広げて、2019年の鈴鹿8耐でSST(スーパーストック)クラスの優勝を果たし、翌2019-2020シーズン第2戦セパン8耐では、SSTクラスで最上位グリッドからクラス3位表彰台を獲得した。


 以降はEWCでの活動を広げ、2022年は第3戦鈴鹿8耐でクラス3位(総合17位)、初挑戦のボルドール24時間は28位で完走を果たした。2023年の鈴鹿8耐も完走を果たしたTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、2年連続となるボルドール24時間に参戦する。

2023鈴鹿8耐 #85 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW


 ボルドール24時間では、全日本ロードでも同チームで活躍している星野知也、綿貫舞空に加え、新たに奥田教介が起用される。吉田愛乃助はリザーブライダーとして帯同して予選まで走る。SSTクラスに参戦し、BMW M1000RRでクラス優勝を目指していくという。


■星野知也
「今年のボルドール24時間耐久レースの第3ライダーに奥田選手が決まった事を嬉しく思います。奥田選手とは過去に同じクラスを走っていた事もあり、速さもあるのは分かっているので、きっとチームに貢献してくれると思います。今年はSSTクラスへの参戦となりますが、クラス上位に入れる様に頑張りたいと思いますので、応援宜しくお願い致します」


■綿貫舞空
「ヨーロッパでのレースデビューができる事をとても嬉しく思います。スプリントレースと違い耐久レースになるので、まずは8耐で良い結果を残して次のボルドールに繋がるようにしたいです。24時間という長いレースに向けてフィジカル、メンタル面も今以上に鍛えて、ライダーとしてヨーロッパでも印象に残るような走りができるよう臨みたいです」


■奥田教介
「まずは今回このような機会を与えてくださったTONE RT関係者の方々、スポンサー各社様、ありがとうございます。近年、世界耐久に参戦する日本人選手が増えており、僕自身もとても興味がありました」


「海外遠征自体がほぼ初めてですので、レース以外の面についても緊張していますが、同時にとても楽しみです。鈴鹿8耐の経験を活かして、少しでもチームに貢献できるよう最善を尽くします!」


■高村嘉寿チーフメカニック
「昨年のレースは、深夜のエンジントラブルにより戦線離脱、最低限の目標であった完走をしました。完走した時に思った事は、来年はレースをするそういう気持ちです。夏の甲子園のように、一発勝負の世界です。ライダーも星野以外は初のサーキットになります。綿貫、奥田、吉田にチャンスを与え、しっかり走れるようにバックアップして行きます」


「加えて、今年はSSTクラスへの参戦、強豪が多く厳しいクラスですが、私たちの力を発揮すれば、チャンスはあると思います。精一杯戦ってきますので応援よろしくお願いいたします」


■山下祐チーム監督
「昨年初めてボルドール24時間耐久レースに参戦を果たしました。ここで得た経験を生かして、今年は欧州の強豪達に挑戦する気持ちで『レース』をしたいと考えています」


「簡単に結果が残るわけはない事は昨年体感していますし、更に遠い日本から参戦する事の困難さも体感しています。だからこそ、アウェイな環境の中、全力で挑戦する事をとても楽しみにしています」


「今年挑戦するのはSSTクラス、タイヤ交換がより困難なこのクラスでこそ自分たちの狙いである『チームワークの良さ』をアピールできると考えています。1つでも上の順位を目指して挑戦しますので、応援のほどよろしくお願いします!!」

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