ドルトムントが逆転勝利! レヴァークーゼンに3度追いつき、ハーランドが決勝点

2021年9月12日(日)0時28分 サッカーキング

レヴァークーゼンとドルトムントが対戦した [写真]=Getty Images

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 ブンデスリーガ第4節が11日に行われ、レヴァークーゼンとドルトムントが対戦した。

 試合は9分にレヴァークーゼンが先制する。敵陣でのボール奪取からショートカウンターを展開。ペナルティエリア手前で受けたフロリアン・ヴィルツは相手DFの間を縫うようにゴール前まで運ぶと、相手の意表を突くトーキックでゴール右下隅に流し込んだ。

 ドルトムントは37分に追いつく。右サイドからトーマス・ムニエがピンポイントのクロスを送り、中央のアーリング・ハーランドが頭で合わせた。

 39分、ドルトムントは再びムニエが右サイドから高精度のクロスを供給。中央で競り勝ったハーランドはボールに枠を飛ばせないが、こぼれ球に反応したジュード・ベリンガムが押し込む。あっという間の逆転かと思われたが、直前のプレーでマフムド・ダフードのファウルがあったとして、得点は取り消された。

 すると前半終了間際にレヴァークーゼンが勝ち越し点を奪う。自陣でのボール奪取からケレム・デミルバイが縦パスを送ると、巧みなファーストタッチでボールを収めたヴィルツは、ゴール前まで運んだところで左のパトリック・シックにラストパス。シックは左足ダイレクトで合わせてゴール右下隅へと流し込んだ。

 ビハインドで折り返したドルトムントは、49分に再び試合を振り出しに戻す。ムニエの斜めのパスをゴール前で受けたハーランドは、ペナルティエリア右へと飛び込んだユリアン・ブラントにワンタッチでパス。ブラントは巧みなコントロールでボールを収めると、ニアの右上に突き刺して古巣相手に得点を記録した。

 55分、レヴァークーゼンは再び勝ち越しに成功する。コーナーキックのこぼれ球に反応したムサ・ディアビは左足ボレーに失敗したものの、セカンドボールを拾って右足一閃。シュートはゴール右下に吸い込まれた。

 しかし71分、ドルトムントがまたしても追いつく。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーを担当したラファエル・ゲレイロは直接狙い、ゴール右上隅へと突き刺した。

 さらに77分、レヴァークーゼンはオディロン・コスヌがマルコ・ロイスに肘打ちしたとしてPK献上。ドルトムントはハーランドがキッカーを務めると、ゴール左に突き刺してついに逆転する。

 試合はこのまま終了。レヴァークーゼンは今季初黒星で2勝1分1敗、ドルトムントは2連勝で3勝1敗となった。

 次節は19日に行われ、レヴァークーゼンはアウェイでMF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルトと対戦。ドルトムントはホームにMF遠藤渓太とMF原口元気が所属するウニオン・ベルリンを迎える。

【スコア】
レヴァークーゼン 3−4 ドルトムント

【得点者】
1−0 9分 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
1−1 37分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
2−1 45+1分 パトリック・シック(レヴァークーゼン)
2−2 49分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
3−2 55分 ムサ・ディアビ(レヴァークーゼン)
3−3 71分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)
3−4 77分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)

サッカーキング

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