F1第9戦トスカーナGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

2020年9月13日(日)18時27分 AUTOSPORT web

 2020年F1第9戦トスカーナGP予選で6番手〜10番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。


■ルノーDPワールドF1チーム
エステバン・オコン 予選=10番手

2020年F1第9戦トスカーナGP エステバン・オコン(ルノー)

 残念ながらQ3のランでマシンのコントロールを失って、ラップタイムを記録することができなかった。セッションを通して限界を押し広げていたが、少し行き過ぎてしまった。


 いいペースを示していただけに残念だ。もっと上位を獲得できたはずだった。チームがFP3と予選の間に改善してくれたおかげで、マシンは好調だった。明日、入賞を狙える位置にいるし、その力もあると思う。


■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 予選=9番手

2020年F1第9戦トスカーナGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)

 厳しい週末を過ごしてきたが、うまく好転させることができた。Q2でようやくいいラップをまとめ上げることができて、Q3進出を果たしたんだ。イエローフラッグのせいで、このマシンの実力を確認できなかったのが残念だ。それでもうまく挽回できたのでよかったよ。


 週末を通して多くのセッティング変更を施してきて、レースへの準備を整えることができた。チャレンジングなレースになるだろうが、ポイントを獲得するためにベストを尽くす。


■ルノーDPワールドF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=8番手

2020年F1第9戦トスカーナGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 今日はかなり良いペースを発揮できていただけに、それを最大限に活かすことができなくて残念だ。それでも入賞を目指せるポジションを確保することはできた。


 予選Q2は満足いく出来で、1回いいラップを走って、Q3のために2セットのタイヤを残すことができた。Q3最初のランは完璧ではなかった。リヤのコントロールを失い、うまくまとまらなかったんだ。2セット目のタイヤを履いた際にもっといいタイムを出せるはずだったが、ついてないことにエステバン(・オコン)のスピンでイエローフラッグが出てしまい、ラップタイムを更新することができなかった。リザルトを見てみると、クリーンなラップを走れていれば、5番手も可能だったと思う。


 明日はもっと多くのことが起きるだろうし、トップ5をかけて良いバトルが展開されると思う。楽しいレースになるといいね。


■BWTレーシングポイントF1チーム
ランス・ストロール 予選=7番手

2020年F1第9戦トスカーナGP ランス・ストロール(レーシングポイント)

 少し悔しい予選だった。Q3最後の走行でイエローフラッグが出なければ、予選4番手か5番手になることも可能だったと思う。


 最初の走行でまずまずのバンカーラップを決めた後、2回目のアタックでそれを大きく改善するつもりだったんだ。


 それでも前向きな要素はたくさんあった。ひと晩かけてマシンを改善し、良いスターティングポジションをつかんだ。ここはオーバーテイクが難しいから、重要なことだよ。


 マシンの感触には満足しているし、基本的なペースは良いので、明日好結果を獲得できるポテンシャルはあると思う。アップデート版パッケージについてもデータを収集できたし、序盤の兆候としては期待が持てそうだ。良い仕事ができた一日だった。明日のレースを楽しみにしているよ。


セルジオ・ペレス 予選=6番手

2020年F1第9戦トスカーナGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 マシンからすべてを引き出すことができたし、全体的に見てチームにとって前向きな一日だったと思う。Q3でいいラップを走れたことが重要だった。(Q1で2セットの新品ソフトタイヤを使ったため)Q3では新品ソフトが1セットしか残っていなかったんだ。


 ペナルティを受けていることが残念だが、グリッドポジションを譲る相手がチームメイトでよかったよ! 


 ランスはアップデートを施したマシンで走った。調子が良さそうなので、今後のレースに向けて良い兆候だ。


 全員がここでF1レースをするのは初めてだから、未知の要素がたくさんある。明日は戦略の判断が簡単ではないだろう。力強いスタートを切ることができれば、大きなチャンスがあるよ。

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