アスリートアイアン戦争勃発! ブリヂストンの軟鉄鍛造モデルが1・2位【アイアン売り上げランキング】

2024年9月14日(土)19時0分 ALBA Net

ブリヂストンの『242CB+』が1位、『241CB』が2位にランクイン。吉田優利は『241CB』をすぐに投入した

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9月6日にはテーラーメイド、キャロウェイ、そしてブリヂストンという大手メーカーが新アイアンを同時発売。初週のランキングに注目が集まったが、結果はブリヂストンの『241CB』『242CB+』が1、2位を獲得。3位にテーラーメイドの『P7CB』が入った。キャロウェイの『APEX AI200』は10位にランクイン。ブリヂストンの評判について、二木ゴルフ南町田店の藤本啓介さんに話を聞いた。


「今回のブリヂストンは正統派のアイアンであることが評価されていると思います。形状、打感、振りやすさのバランスがすごくいい。若い世代はもちろんですが、ツアーステージの時代からブリヂストンのアイアンが好きな往年のゴルファーも購入しています」

女子プロにも人気があるのが『241CB』『242CB+』。吉田優利はすぐに『241CB』を採用。「前のような打感を残しながら進化している感じ。突っかかるのではなく、地面をうまく滑ってくれる。抜けが良くなりました」と絶賛している。

ランキングでは『242CB+』が1位、『241CB』が2位という結果だった。

「2モデル展開の場合、最近はやさしい方が売れます。ツアーモデルの雰囲気があるのが『241CB』で、『242CB+』はセミラーズサイズのアスリートモデル。飛距離性能が高くても、打球が上がって、グリーンで止まる。ただ飛ぶだけではなくて、打感も良くて操作性が高いのでスコアにつながる。その上で適度な寛容性があるというのが売れているポイントだと思います」

また藤本啓介さんは9月に発売されたアイアンについて、注目のアイテムがあると語った。
 
「大手メーカーのアイアンも人気ですが、当店ではオノフの『ラボスペック RB-247M』がよく売れています。アスリートモデルとアベレージモデルの中間タイプのようなアイアンで、ロフトもちょうどいい設定(7番アイアンで30.5度)。幅広いゴルファーの方が試打をして気に入っています」
 
今秋のアイアン市場は国内・海外メーカーが一斉にアイアンを発売する。下半期は、どのメーカーのモデルが人気No.1アイアンとなるのか。

【アイアン売り上げランキングトップ3】
1位 ブリヂストン 242CB+
2位 ブリヂストン 241CB
3位 テーラーメイド P7CB
※データ提供:矢野経済研究所、9月2日〜9月8日のデータ
◇ ◇ ◇
 
今季のアイアンはアスリートモデルがヒットしている。関連記事【最新アイアン35機種の秘密! やさしいモデルは7番平均ロフト角29.3度、アスリートモデルは31.4度!】を読めば、ピッタリモデルがわかる。


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