ウイリアムズFW07Bなど計6台。『SUZUKA Sound of ENGINE 2018』のヒストリックF1出場車第4弾が発表

2018年9月14日(金)17時56分 AUTOSPORT web

 9月14日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは11月17〜18日に開催される『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2018』内のヒストリックF1イベント、マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1の出場マシン第4弾となる計6台のマシンを発表した。


 昨年の鈴鹿サウンド・オブ・エンンジン2017でデモンストレーションランが行なわれたマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1は、3リッターエンジンを搭載した1966〜1985年までに製造されたF1マシンを用いて、当時さながらのバトルが繰り広げられる人気ヒストリックカーレースだ。


 ヨーロッパを転戦するこのシリーズでは、参戦車両のグランドエフェクトの有無や年式などによって4つのクラス分けがなされており、欧州での公式戦では60台前後のエントリーを集めている。


 2018年のイベントではそんなヒストリックF1レースの公式戦が行なわれることとなり、これまでに15台の参戦車両が発表されている。そのなかで新たに出場決定がアナウンスされたのは、1980年にウイリアムズとアラン・ジョンーズにダブルタイトルをもたらした『ウイリアムズFW07B』をはじめとする合計6台。


 残る5台はマクラーレンが1980年シーズン途中に投入した『マクラーレンM29C』や、アロウズが1982年後半に制作したテストカー『アロウズA5』、エイドリアン・レイナードがRAMレーシング用に設計した初のF1マシン『マーチ821』に加えて、ロータス最後のグランドエフェクトカーとなった2台の『ロータス91』というラインアップで、いずれも1973年以降に製造されたグランドエフェクトカーで争われる“パトリック・ヘッドクラス”に属するマシンだ。

1980 マクラーレンM29C
1982 ロータス91(No.2)


■マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1 出場マシンVol.4


1980 マクラーレンM29C
1980 ウイリアムズFW07B
1982 アロウズA5
1982 ロータス91(No.2)
1982 ロータス91(No.12)
1982 マーチ821


■マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1 出場マシン(9月14日時点)


[Stewart Class]ジャッキー・スチュワートクラス:1972年末までに製造されたF1マシン
1971 ティレル002
1972 マーチ721G


[FittipaldiClass]エマーソン・フィッティバルディクラス:1973年以降に製造されたノングランドエフェクトカーのF1
1974 サーティスTS16
1974 マーチ741
1974 ロータス76
1976 ロータス77
1976 ペンスキーPC4
1974 ローラT370
1976 マーチ761
1977 LEC CRP1

1982 マーチ821
1982 アロウズA5


[HeadClass]パトリック・ヘッドクラス:1973年以降に製造されたグランドエフェクトカーのF1
1977 ロータス78
1979 エンサインMN179
1979 フェラーリ312 T4
1979 シャドーDN9
1980 ブラバムBT49
1980 マクラーレンM29C
1980 ウイリアムズFW07B
1982 アロウズA5
1982 ロータス91(No.2)
1982 ロータス91(No.12)
1982 マーチ821
※1973 シャドーDN1と1974 ヘスケス308Bは出走キャンセルとなりました。


AUTOSPORT web

「2018」をもっと詳しく

「2018」のニュース

「2018」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ