田中碧、デュッセルドルフでレギュラー奪還？独紙「トルコ戦で自信得て…」
2023年9月14日（木）5時40分 FOOTBALL TRIBE
サッカー日本代表「森保ジャパン」のMF田中碧は、ドイツ戦で1ゴールをあげたほか、トルコ戦でフル出場。トルコ戦のパフォーマンスに対して一部から厳しい声が上がっているものの、ドイツ国内では代表戦でのプレーがドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフでの序列アップにつながるという見方があるようだ。
田中は日本時間10日未明に行われた国際親善試合ドイツ戦で、75分からプレー。FW浅野拓磨（VfLボーフム）が追加点を奪った直後の90+2分、右サイドからMF久保建英（レアル・ソシエダ）のあげたクロスに頭で合わせると、シュートはゴールマウス左隅に吸い込まれた。
そして中1日で迎えたトルコ戦では、MF遠藤航（リバプール）にかわりボランチの一角で先発出場。ゲームキャプテンを任せられたものの、ボランチの背後のスペースを突かれるなど、守備面で課題を残した。
一方、所属先のデュッセルドルフでは今季ドイツ2部リーグ開幕戦から3試合連続フル出場も、今月2日の試合では出番なし。移籍の可能性を巡って問題を抱えていただけに、ダニエル・ティウネ監督も同選手のレギュラー剥奪を示唆するなど、チーム内で厳しい立場に置かれている。
それでもドイツ紙『エクスプレス』は13日に「田中碧はドイツ戦で記憶に残る成功を収めた後、トルコ戦でも素晴らしいプレーを見せた」と同選手のプレーを称えると、「彼はデュッセルドルフでの今後数週間に向けて大きな自信を得た」と評価。
「ティウネ監督は中盤のスタメンで頭を抱えている」とデュッセルドルフの現状に触れると、「田中は代表戦のために日本へ飛ぶ必要はなく、隣国ベルギーへ行っただけだ。移動の負担も軽い」と綴るなど、田中が今月16日のリーグ戦でスタメン出場する可能性を伝えている。
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