GTワールドチャレンジ・アジアが2023年暫定カレンダーを発表。日本は4ラウンド開催でもてぎが加わる

2022年9月16日(金)19時28分 AUTOSPORT web

 9月16日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、2023年の暫定カレンダーを発表した。2023年も6ラウンド中4ラウンドを日本で開催し、『ジャパンカップ』が争われることになった。


 SROモータースポーツ・グループがヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、そしてアジアと展開しているGTワールドチャレンジ。2019年までは東南アジア、中国等を中心に開催されてきたが、新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限の影響で2020〜21年は開催することができなかった。


 2022年からは新たなアイデアとして、開幕戦をマレーシアのセパンで開催した後、4ラウンドを連続して日本で開催。この4戦に参戦する日本人ドライバー/日本チームに『ジャパンカップ』という冠をかけ、これが多くのエントラントを集めた。2022年は最終戦にインドネシアのマンダリカが予定されていたものの、四輪レース用に必要な変更の公認が完了せずキャンセルとなっていた。


 今季最終ラウンドの岡山を前に発表された2023年のカレンダーは、今季の当初予定と同様全6ラウンドで争われる。5月13〜14日の開幕ラウンドの舞台となったのは、2019年まで開催されていたタイのチャン・インターナショナル・サーキットだ。


 1ヶ月のインターバルで迎える第2ラウンドは、ジャパンカップの初戦となる富士スピードウェイ。第3ラウンドは鈴鹿サーキットとなる。2022年は鈴鹿と富士が連戦だったが、2023年は間隔が離された。そして第4ラウンドの舞台となったのは栃木県のモビリティリゾートもてぎで、シリーズ初開催となる。第5ラウンドは2022年同様岡山国際サーキットで、ここまでの日本での4戦は約2ヶ月でこなすスケジュールだ。


 日程は未定であるものの、9月に最終ラウンドとして開催されるのは、今季の開幕の舞台だったマレーシアのセパン。この日程は他地域のイベントのカレンダーが決まり次第発表される。また公式テストはイベント前の木〜金曜に開催され、ドライバー/クラスのフォーマットも変更はなく、GT2車両の参戦も認められるとしている。


 ジャパンカップ開催で日本から多くのエントラントが集まり、好評価を得ているGTワールドチャレンジ・アジア。渡航制限も緩和されるなか、2023年も多くのエントラントで賑わいをみせることになりそうだ。


ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS
2023年暫定カレンダー





















































RoundDateCourceFormatJC
15月13〜14日チャン・インターナショナル・サーキット(タイ)2×1時間レース
26月17〜18日富士スピードウェイ2×1時間レースJapanCup
37月1〜2日鈴鹿サーキット2×1時間レースJapanCup
47月22〜23日モビリティリゾートもてぎ2×1時間レースJapanCup
58月19〜20日岡山国際サーキット2×1時間レースJapanCup
69月セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)2×1時間レース

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