全日本ラリー:プジョー・シトロエン・ジャポン 2017年第7戦北海道 ラリーレポート

2017年9月20日(水)10時34分 AUTOSPORT web

プジョー208 R2、全日本ラリー選手権第7戦で無念のリタイア


〜首位を走る速さを見せるも、メカニカルトラブルで戦線離脱〜


 プジョー208をベースとしたラリー専用車『208 R2』が、2017年全日本ラリー選手権第7戦『RALLY HOKKAIDO』に参戦いたしました。前戦ラリー洞爺で勝利を挙げた川名賢選手は、ラリー初日に首位を快走していたものの、メカニカルトラブルによりリタイアに終わりました。


 第7戦は9月15日(金)〜17日(日)にかけて、北海道十勝地方周辺のグラベル路(未舗装路)を舞台に開催されました。プジョー208 R2でJN5クラスを戦う『ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム』の川名選手は、ラリー初日に素晴らしいスピードを披露し、ラリーをリードしました。


 ところが、SS8でエンジンのウォーターポンプベルトが石を挟んでしまい切断。オーバーヒート症状により、リタイアとなりました。


プジョー208 R2 ドライバーのコメント


川名賢選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5 クラス リタイア
「今回のラリー北海道は長いイベントですし、前半は様子をみつつ、距離の長いステージで勝負をかけようと思っていました。実際、28.75kmの長いステージでもマシンはしっかりと応えてくれて、首位で最初のサービスに戻ってくることができました」


「さらに攻めようと思っていたんですが、SS8のスタートから20km地点でコース上の石を噛んで、ウォーターポンプベルトが切れてしまいました。リタイアという悔しい結果になりましたが、あらためてプジョー208 R2の優秀さを実感しています」


「エンジンはよく回りますし、サスペンションの追従性も素晴らしいです。乗っていてすごく楽しいラリーカーなので、次にドライブできる機会を楽しみにしています」


全日本ラリー選手権第7戦『RALLY HOKKAIDO』リザルト


クラス/クラス順位/ドライバー・コドライバー/車両/合計タイム
JN5/1位/小濱勇希・馬場雄一/シトロエン DS3 R3-MAX/2:11:28.3
JN5/リタイア/川名賢・島津雅彦/プジョー 208 R2/─
JN5/リタイア/鷹野健太郎・ヤナ/MINI クーパーS/─


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