水野+ドゥカティは1分31秒台、ST1000は伊藤元治、J-GP3は尾野弘樹がトップ/全日本ロード 岡山公開テスト 3日目
2024年9月21日(土)5時7分 AUTOSPORT web
全日本ロードレース選手権第7戦岡山の公開テスト3日目が9月20日(金)に行われた。この日も9月も後半に入ったというのに朝から厳しい暑さとなり、路面温度は55度近くまで上がった。
JSB1000クラスは、スポーツ走行枠1回目で水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)が1分31秒252を記録。このタイムが3日目最速タイムとなった。
「前日の2本目に車体のセットがいい方向に進んだので、引き続きセットを進めていきました。狙っていたタイムには届きませんでしたし、アベレージもコンマ4秒ほど足りない状態ですが、オートポリスのときに比べて、ちゃんとテストができたことはよかったですね。まだまだ自分のライディング面の課題もあるので、レースウイークでしっかり合わせていきたいです」
2番手に岩田悟(Team ATJ)が1分32秒398、3番手に星野知也(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)が1分33秒415、4番手に中冨伸一(RSN)が1分33秒638、5番手に杉山優輝(Honda Suzuka Racing Team)が1分33秒681、6番手に新庄雅浩選手(Team TATARA aprilia)が1分34秒429で続いた。
ST1000クラスは、伊藤元治(MOTOBUM HONDA)が1分33秒429でトップタイム。
「今まで操作面で課題にしていたことが、うまくいき、マシンセットも良い方向にいっていると思います。ただ、まだロングランができていないので、レースウイーク初日にできればと思っています。気温が下がりコンディションが変わると思うので、しっかり合わせて結果につなげたいですね」と伊藤。3日間総合でも初日に國井勇輝がマークした1分33秒362に続くものとなった。
前戦のオートポリスで大暴れした羽田太河(Astemo Honda Dream SI Racing)が1分33秒579で2番手。3番手に國峰啄磨(TOHO Racing)が1分33秒708、4番手に作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)が1分34秒137、5番手に横山尚太(OGURA CLUTCH + NITRO RACING)が1分34秒263、6番手に和田留佳(Team TATARA aprilia)が1分34秒285と続いている。
J-GP3クラスは、2本とも尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)がリード。1本目に1分41秒338を出すと、2本目は1分40秒728までタイムを縮めてテストを締めくくった。
「いつも通りタイヤテストに専念しています。岡山国際は知り尽くしているコースなので、タイヤを判断しやすいのですが、その中でも調子はいいですね。最近は、テストのときの調子はよくなかったのですが、今回はとてもポジティブです。あとはレースウイークのコンディションに合わせて良いレースができればいいですね」と尾野。これだけ高温のコンディションでも、しっかりタイムが出るようになってきたのは、今までの開発の成果が出て来ていると語っていた。
2番手に1分40秒836の若松怜(JAPAN POST docomo business TP)、3番手に1分41秒262の高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)、4番手に1分41秒612の松島璃空(BREASTO B-TRIBE RACING)、5番手に1分42秒049の岡崎静夏(JAPAN POST Honda Dream TP)、6番手に1分42秒231の徳留真紀(MARUMAE MTR)と続いた。
シリーズ第7戦岡山ラウンドは9月29日(日)に決勝を迎える。公開テストは厳しい暑さに見舞われたが、レースウイークは気温が下がる予報となっている。コンディションにいかに合わせるかがカギとなりそうだ。
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