カンセロが語る今夏の移籍、そして“夢のクラブ”バルセロナでの未来「僕が望んでいるのは…」

2023年9月22日(金)22時12分 サッカーキング

今夏にバルセロナに加入したカンセロ [写真]=Getty Images

写真を拡大

 バルセロナ所属のポルトガル代表DFジョアン・カンセロが、今夏の移籍を振り返った。21日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がコメントを伝えている。

 現在29歳のカンセロはベンフィカやバレンシア、インテル、ユヴェントスを経て、2019年夏にマンチェスター・シティに加入。確かな足元のテクニックと変幻自在のポジショニングを武器に、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームで“偽サイドバック(SB)”としての地位を確立し、加入後の約3シーズンで公式戦128試合に出場し7ゴール17アシストをマークした。

 しかし、背番号「7」を託され臨んだ昨シーズンは出場機会が減少し、冬の移籍市場でバイエルンへ。シーズン後半戦のみの在籍ながら、公式戦21試合の出場で1ゴール6アシストを記録し、チームのブンデスリーガ11連覇達成に貢献した。今夏にマンチェスター・シティに復帰したものの、移籍市場最終日にバルセロナへのレンタル加入が決定。新天地ではここまで公式戦3試合に出場し1ゴールをマークしている。

 昨シーズン無類の強さを誇った“3冠王者”を去り、カタルーニャに新天地を求めたカンセロは「もちろんリスクも承知だったが、僕の人生には常にリスクが伴っていたし、それに挑戦するのが好きなんだ。マンチェスター・シティは今や世界最高のチームだけど、バルセロナから呼ばれたならば来るしかないよ」と今回の移籍について回想。そのうえで、バルセロナに対する思いを次のように続けた。

「バルセロナは僕がずっと加入したいと思っていたクラブなんだ。ベンフィカでプレーしていた子供の頃からの夢だよ。ここに来ることができてとても嬉しいし、これまでの3試合を楽しんでいる。早く適応できるように助けてくれるチームメイトもいる。これはとても重要なことなんだ。偉大な選手たちとともにプレーしているので、すべてのことがやりやすくなったよ」

 バルセロナとの契約には買い取りオプション等は付随していないため、来年夏以降の去就は不透明となっているカンセロ。「今はここの人々に自分のプレーを見せたいと思っている。そして、このクラブを本来いるべき場所に戻すために、自分のベストバージョンを提供したいと思っている」と意気込みを語りつつ、来夏以降の自身の将来については次のように語った。

「まずはここでパフォーマンスを発揮したい。直近の2試合でチームが上手くいき、いずれも勝利できたのは納得だ。僕が望んでいることはプレーをして、最後に話し合うことだ。まずはパフォーマンスを上げて、このクラブでタイトルを獲得し、チームの重要な選手になり、残留するかどうかについて話し合う。それはクラブ次第であり、僕のパフォーマンス次第だ。結局のところ、パフォーマンスを発揮しなければ留まることはできない。だからこそ、僕はパフォマンスを発揮し、仕事し、楽しみたいと思っている」

サッカーキング

「バルセロナ」をもっと詳しく

「バルセロナ」のニュース

「バルセロナ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ