イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第14戦アラゴンGP 初日レポート

2017年9月23日(土)15時1分 AUTOSPORT web

中上がアラゴンGP初日を3番手で終える
パウィは33番手


2017年9月22日(金)
Rd.14 アラゴンGP モーターランド・アラゴン
コンディション:ウエット/ドライ
気温:19℃
路面:26℃


 今シーズン3回目のスペインでの開催となる第14戦アラゴンGPが、モーターランド・アラゴンで初日の走行を迎えました。IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶は、午後のFP2で1分54秒980を記録。初日3番手で快調なスタートを切りました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは、1分57秒898で初日を総合33番手で終えました。


 午前のFP1は、現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)から45分間にわたって行われました。モーターランド・アラゴンは968mのバックストレートと、高速コーナーから低速コーナーまで計17個の多彩なコーナーを持つテクニカルコースです。ウエットコンディションになった一回目のセッションでは、中上は慎重な走行に徹して27番手。一方、パウィも堅実な走り出しで、最初のセッションを25番手で終えました。


 午後のFP2でも中上は引き続き士気を高めてセッションに臨み、高水準のラップタイムでトップとわずか0.541秒差という好タイムを記録しました。パウィは、午前に引き続き充実した走行時間を過ごし、周回ごとにラップタイムを短縮することに成功しました。


 明日のFP3は午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタート。午後の予選では、15時05分から45分間のセッションで、決勝レースに向けたグリッド位置を決定します。


中上貴晶 (3番手/1’54.980/+0.541)


「午後のFP2はドライコンディションでしたが、雨上がりで路面のグリップはあまりよくなかったため、マージンを持って走ったのですが、そのような状況でも3番手につけることができて、よかったです。短い時間の中でも充実したセッションになりました。気象情報では、土曜と日曜はコンディションがどんどんよくなって暑くなる方向のようなので、明日はこの調子を維持してフロントローを獲得したいです」


カイルール・イダム・パウィ(33番手/1’57.898/+3.459)


「フロントからいいフィーリングを得られず、厳しいセッションになりました。フロントが軽く、コーナーの立ち上がりでウイリーしやすい傾向があるので、明日はこの部分を改善したいです。明日以降はコンディションがよくなるので、ラップタイムを更新できるようにがんばります」


岡田忠之 チーム監督


「中上はコンディションが悪いときに苦戦しがちでしたが、今日は3番手につけることができたので、状況は悪くないと思います。明日の予選では、決勝を見据えてフロントローを獲得するようにがんばってほしいです。パウィは、走行ごとに少しずつ速くなっているので、いいセッションになりました。明日も、この調子でコース攻略を続けてほしいです」


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