大谷翔平の同僚、レンドンが今季中の復帰を断念「彼を信頼するのは不可能だ」と米メディアは辛辣
2023年9月24日(日)14時29分 ココカラネクスト

今季も年俸に見合った活躍ができなかったレンドン。来季はIL入りせずにフルシーズンを戦うことができるのだろうか(C)Getty Images
現地時間9月23日(日本時間24日)、エンゼルスのアンソニー・レンドンが今季の残り試合を欠場することが発表された。
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『MLB.com』のエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー氏は自身のX(旧Twitter)アカウントで「アンソニー・レンドン(すね)は今季もうプレーできない見込みだとフィル・ネビンが語った。彼は引き続き治療を受け、エンゼルスタジアムで動きを見せているが、シーズン終了までに活動を再開するにはまだ十分ではない」と、試合後にネビン監督が語った内容を伝えた。また、現地メディア『The Athletic』でエンゼルス番のサム・ブラム記者も自身のXアカウントで「アンソニー・レンドンの今シーズンは正式に終わった」と反応した。
年俸3800万ドル(約56億3000万円)のレンドンは今季43試合に出場して打率.236、2本塁打、22打点の成績に終わった。超大型契約を結び20年からエンゼルス入りした同選手だが、移籍後4年間で60試合以上出場したシーズンはない。
故障続きのベテランに現地メディアは苦言を呈している。エンゼルス専門メディア『halohangout』は記事を配信し、今季終了が決まったレンドンについて言及した。
同メディアは「アンソニー・レンドンのエンゼルスでの4年目は、過去3年とほぼ同じ結果だった。高い期待を背負ってシーズンに入り、開幕からそれなりのプレーをしたが、ILに入って60試合未満にとどまる」と記載。続けて、「レンドンは過去3シーズンで合計148試合(平均49試合)の出場に制限されているだけでなく、プレーした試合でOPS+は94にとどまっている。(リーグ平均は100)つまり、レンドンはほとんどプレーしておらず、プレーしたとしても平均以下の打者だった。3800万ドルを稼いでいる33歳の選手にとっては、まったく信じられないことだ」と指摘した。
また、同メディアは「今の希望は、このベテラン三塁手がスプリングトレーニングに向けて健康を保ち、ILに何度も行く必要なく162試合のフルシーズンに耐えられる身体になることだ」と来季の活躍を期待したが、「エンゼルスは彼が2024年に彼らにとって実りある活躍をしてくれることを望んでいるが、やはり現時点では彼を信頼するのは不可能だ」と言い切った。
レンドンは来シーズン、汚名返上の活躍を見せることができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]