キム・ヘソンがメジャー初本塁打!大谷も“手首ホールドタッチ”で祝福 ひまわりの種シャワーに笑顔
2025年5月15日(木)12時26分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース9—3アスレチックス(2025年5月14日 ロサンゼルス)
ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が14日(日本時間15日)、本拠でのアスレチックス戦に「9番・二塁」で先発出場。第2打席でメジャー初本塁打を放った。
2—3の5回、先頭で打席に入ると相手先発・ホグランドの高め直球を振り抜き、右中間スタンド最前列に運んだ。
打球がスタンドに入ったことを確認するとスピードを落としてダイヤモンドを一周。拍手で迎え入れた次打者・大谷と2人で手首をがっちりホールドして笑顔でタッチした。
メジャー初本塁打が貴重な同点アーチとなり、ベンチではパヘスらチームメートからありったけのひまわりの種を投げられ、祝福を受け、白い歯を見せた。
キム・ヘソンはこの日が本拠ドジャースタジアムで初のスタメン出場。2回2死の第1打席では俊足を生かし、二塁への内野安打。守備でも4回2死二塁でウリアスの中前に抜けそうな打球を逆シングルで捕球。すばやく一塁へ転送する好守備で先発・山本由伸を救うなど、好守で躍動を続けた。
6回2死一塁の第3打席は相手投手が左腕だったこともあり、代打・ロハスを送られ交代。そのロハスが適時二塁打を放って勝ち越しに成功。ドジャースは逆転勝利を収めた。
試合後、キム・ヘソンは「私はずっとドジャースタジアムでプレーすることを夢見てきたので、本当にうれしいですし、今とても興奮しています」と笑顔。「チームが勝利したことが一番うれしい」と喜んだ。