「メジャーにどれくらい留まるかは不明」キム・ヘソンのマイナー降格は“必然”か 大谷翔平は「長くいてほしいと思っている」
2025年5月6日(火)16時0分 ココカラネクスト

エドマンが復帰すればキム・ヘソンは再びマイナー降格なのか(C)Getty Images
ドジャースのキム・ヘソンが現地時間5月5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に「9番・二塁」で初のスタメン出場を果たし、4打数2安打1打点1盗塁と結果を残した。
【動画】大谷翔平が“後輩ルーキー”を祝福!大喜びのシーン
5回の第2打席でサンディ・アルカンタラの直球を捉えてメジャー初安打となる左前打。続く大谷翔平の打席で二盗を決め、直後に大谷が9号2ランを放って、揃って得点を挙げた。
大谷からもダッグアウトで祝福を受けると、6回には二死一・二塁の場面で左前へ落とす適時打を放ってメジャー初打点をマークした。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ショウヘイ・オオタニは、キム・ヘソンがメジャーに留まるべきだと静かに示唆している」という記事を掲載し、見解を述べている。
記事では大谷の影響力について触れ、山本由伸や佐々木朗希の獲得にも大谷が貢献したと説明している。さらに、キム・ヘソンとは代理人事務所が同じ『CAA』で、昨オフにはキムのドジャース入団前に面会も行ったという。
キムがドジャースと正式契約を結んだ際は自身のインスタグラムで歓迎し、メジャーデビューを果たした際も祝福。この日の初安打の際もインスタに映像を添えて“後輩ルーキー”を称えた。
そんな大谷について、同メディアは「キムがメジャーにどれくらい留まるかは不明だが、オオタニが彼に長くそこにいてほしいと思っているのは明らかだ」と記した。
キムは「右足首の炎症」で負傷者リスト入りしたトミー・エドマンの代わりに昇格され、エドマンが復帰すれば再びマイナーに降格されるといわれているが、記事では「ドジャースには、エドマンが戻ってきたときに、キムよりも降格にふさわしい選手がいる」と指摘している。
エドマンが復帰するまで、メジャーで大いにアピールしたいキム。戦いはまだ始まったばかり。26歳の今後のプレーに注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]