ドジャースのフリーマン12試合連続安打で1割以上打率急上昇「長い間探していたスイングついに見つけた」
2025年5月8日(木)10時29分 スポーツ報知
◆米大リーグ マーリンズ1—10ドジャース(7日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)
ドジャースのF・フリーマン内野手が7日(日本時間8日)のマーリンズ戦で3安打4打点と連日の活躍で勝利の原動力となった。
0—0の6回1死から大谷が三塁打、ベッツが四球。1死一、三塁でフリーマンは左前へ適時打を放ち、均衡を破る先制点を挙げた。 7回には金慧成(キム・ヘソン)の適時打と、ベッツの押し出し四球で2点を追加し、なお2死満塁で打席に入ると、スプリットを右中間へ運び、走者一掃の三塁打。続くパヘスの適時打で自身も生還し、この回だけで6点を奪うビッグイニングとした。
3戦連続本塁打こそならなかったが、12試合連続安打で、3試合連続マルチ安打。最後に無安打だったのは先月23日のカブス戦で当時の打率が2割5分。この12試合で打率を1割以上も上げ、3割6分2厘とした。
「今の結果をスイングの感じを見れば、明らかに真ん中に向かっていいスイングができている。長い間探していたスイングをついに見つけたという感じだ。いろんなことがうまくいっている」とフリーマンは自画自賛。「三塁打のボールはかなり低めだったが、それをしっかりひっかけずに打てた。そういう時に、うまくいったなと実感できる」とうなずいた。
昨季終盤には重度の右足首捻挫を負いながら、治療を受けつつ出場を志願し、ワールドシリーズMVPを受賞する大活躍を見せた。「足首は本当に良い。いい状態にある」とフリーマン。体調が万全な上に打撃開眼宣言。20年以来2度目のMVPの可能性も十分だ。