「数字が裏付けている」久保建英、6戦4発の驚異的な得点率にスペイン紙も衝撃「クボはすでに我が国のスターだ」

圧巻のプレーを見せ続ける久保。このままゴールを量産し、チームを勝利に導きたいところだ(C)Getty Images

　久保建英の勢いが止まらない。

　9月24日のラ・リーガ第6節、ヘタフェ戦で今季4ゴール目を決め、チームの勝利に貢献した。ここまで全6試合に先発出場し、4ゴール1アシストという驚異的なスタッツを残してきており、得点ランキングでもトップに立つジュード・ベリンガム（レアル・マドリー）、ロベルト・レバンドフスキ（バルセロナ）、アルバロ・モラタ（アトレティコ・マドリー）にわずか1点差と迫っている。

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　その圧巻のパフォーマンスにより、スペイン国内での評価も高まり続ける一方だ。スペイン紙『as』も現地時間9月25日（日本時間26日）、今季の久保の活躍を特集記事の中で振り返っている。

　同メディアは「レアル・ソシエダで最も攻撃的な選手であり、今シーズンここまでチームが決めた12ゴールのうち多くのゴールに関与している。この結果は、クボがこの国にやってきてリーガ・エスパニョーラにデビューして以来、最高の状態であることを物語っている」と称賛。

　また「前回のヘタフェ戦では4点目を決め、得点ランクトップまであと1ゴールと迫った。この日本人は、リーガ・エスパニョーラのピチーチ賞(『マルカ』紙による独自の賞)レースに名乗りを上げた」として、個人タイトル争いでの台頭についても言及した。その上で「実際、タケフサ・クボが見せているパフォーマンスは、彼がシーズンを通してこの争いに加わることを示唆している」として、今季のさらなる活躍にも期待を寄せている。

　加えて今回のトピックでは、6戦4ゴールという、久保のキャリアを通じても最高の得点率となっている現在の成績を踏まえ「一つひとつのプレーがより決定的なものになり、常に自分を高めていることを意味している」と指摘。続けて「今季のリーグ戦で最も重要な選手の1人となった。クボはすでに我が国のスターであり、数字がそれを裏付けている」と絶賛している。

　成長の証を揺るぎない結果で示し続けている久保建英。ミッドウィークでの開催となる次節バレンシア戦でも試合を決定付けるプレーがみられるか。もはや背番号14から目を逸らすことはできない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]