アレックス・リンスが土曜日以降の走行をキャンセル。日本GPで復帰を果たすも、怪我の状況を踏まえて欠場に/MotoGP第14戦

2023年9月29日(金)17時3分 AUTOSPORT web

 9月29日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダ・カストロールは、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催中のMotoGP第14戦日本GPに、アレックス・リンスが土曜日以降のセッションに出場しないことを発表した。


 リンスは、第6戦イタリアGPで行われたスプリントレースの4周目にクラッシュを喫した。その際に右足の脛骨と腓骨を骨折し、のちに腫れを軽減させるための手術を受けたが、第6戦イタリアGP決勝レース以降欠場が続いていた。


 第13戦インドGP前には今大会の日本GPを含む2戦を、ステファン・ブラドルが代役を務めることをチームが発表。しかし、9月27日にリンスが日本GPの出走に向け、渡航していることをチームが明らかにしていた。そして、28日の木曜日に行われたメディカルチェックで『FIT(適合)』と判断され、電撃復帰を果たした。

アレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)/2023MotoGP第14戦日本GP


 さらに木曜日のプレスカンファレンスに出席した際には、怪我の状態を確認するためのテストであり、無理はしないと断言していた。そして、金曜日のフリー走行1回目、プラクティスでは無理のない範囲で走行を開始した。


 午前のFP1は計16周をこなしたが、午後のプラクティスではわずか6周のみの出走だった。チームのリリースによると、走行中に右足に痛みを感じていたため、早々に走行を切り上げていたようだ。そのため、リンスは土曜日以降のセッションをキャンセルし、出走しないという判断に至ったようだ。なお、土曜日以降のセッションは前戦のインドGPでも代役を務めたブラドルが、引き継いで出走を行うという。

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