前半に退場者出すも…バルサ、絶好調ファティらのゴールでセルタを下し開幕2連勝!

2020年10月2日(金)7時22分 サッカーキング

2試合連続となる先制弾を決めたファティ(左) [写真]=Getty Images

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 1日、リーガ・エスパニョーラ第4節が行われ、セルタとバルセロナが対戦した。

 前節はホームにビジャレアルを迎え、今季最初の試合を4−0の大勝で飾ったバルセロナ。この試合で2ゴールの活躍を見せたFWアンス・ファティやエースのFWリオネル・メッシら、セルタ戦では前節と変わらないイレブンがピッチへと送り出された。

 試合は開始11分にさっそく動く。バルセロナは敵陣エリア手前でパスを繋ぐと、セルタDFがカットしたボールをMFフィリペ・コウチーニョがダイレクトでパス。この縦パスを受けたファティが絶妙なターンでマークを剥がし、右足アウトサイドで冷静に空いたコースを射抜いた。絶好調の17歳の活躍でアウェイのバルサが先制する。

 幸先よく先制したバルセロナだが、その後はセルタ攻撃陣の攻勢に耐える時間帯も。すると42分、MFデニス・スアレスが大きなタッチで裏へ抜け出すと、それを腕で止めてしまったDFクレマン・ラングレにイエローカード。これがこの日2枚目のカードとなり、バルセロナは前半のうちにDFラインを1人欠くこととなってしまった。

 0−1で折り返した後半、FWアントワーヌ・グリーズマンを下げDFセルヒオ・アラウホを投入した1人少ないバルセロナは、少しラッキーな形で追加点を奪うことに成功する。51分、メッシが単独のドリブルでセルタ守備陣を切り崩してクロスを上げると、ゴロのボールがDFルーカス・オラサの足に当たってゴールへ。GKイバン・ビジャールもこれには反応できなかった。

 その後は数的不利ながら、メッシやコウチーニョらを起点にチャンスも作ったバルセロナ。交代カードを切りながらセルタの攻撃を凌ぎ、90+5分にはメッシが突破から放ったシュートのこぼれ球をDFセルジ・ロベルトが右足ボレーで叩き込んで勝負あり。試合の半分以上を10人で戦いながら、最後まで無失点を貫いた。

 試合はこのまま0−3で終了。バルセロナは2試合連続の完封勝利で開幕2連勝を達成。一方のセルタは数的優位を生かすことができず、今季初の黒星となった。

 次節、4日にセルタはオサスナとアウェイで、バルセロナはセビージャとホームで対戦する。

【スコア】
セルタ 0−3 バルセロナ

【得点者】
0−1 11分 アンス・ファティ(バルセロナ)
0−2 51分 ルーカス・オラサ(オウンゴール/バルセロナ)
0−3 90+5分 セルジ・ロベルト(バルセロナ)

サッカーキング

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