バルセロナが暫定2位に浮上!…“両翼”&F・デ・ヨング躍動でヘタフェに4発完勝

2024年2月25日(日)2時15分 サッカーキング

バルセロナがヘタフェに4発完勝! [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第26節が24日に行われ、バルセロナとヘタフェが対戦した。

 前節は終了間際のPKが決勝点となり、下位に低迷するセルタとの接戦を制した3位バルセロナ。シャビ・エルナンデス監督が今シーズン限りでの退任を発表して以降に行われた直近3試合では2勝1分と無敗を維持しており、やや失速気味の2位ジローナとの勝ち点差は「2」まで縮まっている。連勝を目指す今節は10位ヘタフェと対戦。しっかりと「3」ポイントを積み上げ、上位チームに少しでもプレッシャーをかけたいところだ。

 序盤は最終ラインからのビルドアップを試みるバルセロナに対し、ヘタフェはマンツーマン気味の鋭いプレスを敢行。6分、敵陣バイタルエリアでフレンキー・デ・ヨングからボールを奪い、メイソン・グリーンウッドが強烈なミドルシュートを放つ。18分には左CKを獲得すると、ボックス内のこぼれ球を拾ったフアン・イグレシアスが左足を振り抜いたが、バルセロナのDFジュール・クンデが身体を張ったブロックで凌いだ。

 8分のCK以降チャンスを作れていなかったバルセロナは20分、自陣右サイドでボールを受けたクンデが相手DFラインの背後へ絶妙なロングボールを供給。斜めのランニングで抜け出したハフィーニャが左足でゴール左下隅に流し込み先制に成功した。先制点後はバルセロナがチャンスの数を増やしていく。36分にはダイアゴナルランで抜け出したジョアン・フェリックスがハフィーニャのスルーパスを受けてフィニッシュに持ち込んだが、GKの好セーブに阻まれた。

 バルセロナはその後も相手DFラインの背後を突いた攻撃でチャンスを作るも追加点を奪うことはできず。対するヘタフェは遠目からのミドルシュートや最前列のボルハ・マジョラルを起点としたプレーでゴールに迫るが得点するまでには至らない。前半はこのまま1−0で終了した。

 後半最初のチャンスは1点ビハインドのヘタフェ。49分、ボックス手前でボールを受けたルイス・ミラが右足で振り抜くも、低弾道の強烈なシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのセーブと左ポストに阻まれる。対するバルセロナは53分、右に開いてボールを受けたハフィーニャが果敢なインナーラップを仕掛けたアンドレアス・クリステンセンへ展開。ボックス内右からのグラウンダーの折り返しにJ・フェリックスが合わせネットを揺らした。

 リードを広げたバルセロナは61分、自陣からドリブルで持ち上がったフレンキー・デ・ヨングからイルカイ・ギュンドアンへと繋ぎ、ボックス内へスルーパスが送られる。ハフィーニャがGKを引き付け落としたボールをデ・ヨングがダイレクトでゴールへ流し込み大きな3点目を奪った。厳しい展開となったヘタフェはその後何度かゴールに迫るシーンを作るも、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き追撃の1点を奪うことができない。

 バルセロナはその後フェルミン・ロペスやヴィトール・ロッキ、ペドリらフレッシュな選手を次々と投入。90+1分、中央を持ち上がったF・デ・ヨングがスルーパスを送り、ロッキがボックス内右からシュートを放つ。これはGKに弾かれるも、F・ロペスがダイレクトボレーで押し込みネットを揺らした。試合はこのまま4−0で終了し、勝ち点「3」を積み上げたバルセロナがジローナを抜いて暫定2位に浮上した。

 次節、バルセロナは3月3日にアウェイでアスレティック・ビルバオと、ヘタフェは2日にホームでラス・パルマスと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 4−0 ヘタフェ

【得点者】
1−0 20分 ハフィーニャ(バルセロナ)
2−0 53分 ジョアン・フェリックス(バルセロナ)
3−0 61分 フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
4−0 90+1分 フェルミン・ロペス(バルセロナ)


【動画】4発完勝のバルサがジローナを抜いて暫定2位浮上

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