今季カード基準が厳格化のプレミアリーグ、早くも退場者が計17人に…昨季より大幅増

2023年10月2日(月)13時53分 サッカーキング

レッドカードの枚数が大幅に増加しているプレミアリーグ [写真]=Getty Images

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 2023−24シーズンのプレミアリーグでは、例年を上回るペースでレッドカードが提示されているようだ。

 昨シーズンのプレミアリーグでは、監督同士の衝突や選手が審判に激しく抗議する場面、ファンたちによる差別的な言動が散見されたことを受け、今シーズンの開幕前に審判員に対する振る舞いを改善するよう同リーグが各チームに要求。これに伴い、判定基準が一部変更となることも明らかになっていた。

 その中には、試合のプレイ時間を増やすために遅延行為の厳罰化や、選手が審判に対してイエローカードを求めるジェスチャーをしたり、複数人で審判を囲んだりした場合の異議に対しての取り締まりを強化するなど、カードの基準が厳格化されている。

 これにより、今シーズンのプレミアリーグではイエローカードの枚数が大幅に増加。9月16日に開催されたプレミアリーグ第5節では7試合で「46」枚のイエローカードが提示され、同じ日に選手へ提示されたイエローカードの合計枚数が1998年8月22日の「43」枚を上回り、25年ぶりに同記録を更新する事態にもなっている。

 この影響で、レッドカードの枚数も大幅に増え、データサイト『OPTA』によると、今シーズンのプレミアリーグでは68試合を終えた時点で合計「17」枚のレッドカードが提示。昨シーズンの同試合数ではわずか「5」枚だったことから、現時点では3倍以上の選手が退場となっていることが明らかになった。

サッカーキング

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