ブランパンGTシリーズ、2018年からプロクラスの台数を26台に制限へ

2017年10月3日(火)22時53分 AUTOSPORT web

 ブランパンGTシリーズを運営するSROモータースポーツ・グループは、2018年から『プロ-アマクラスの個性を保つ』ため、プロドライバーの組み合わせによるプロクラスの台数を、今後26台に制限すると発表した。


 ヨーロッパでGT3カーレースの最高峰に君臨するブランパンGTシリーズは、近年その注目度の高さから、総合優勝を目指せるプロクラスのエントリーが増加しており、2011年の11台に対して、現在は32台となっている。


 SROでは、過去に運営したGT1カテゴリーの反省を活かし、2018年に向けて規則の変更を行うことになった。まず、ブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップでは、プロ同士の組み合わせによるプロクラスのエントリーは、26台に制限される。これはインターコンチネンタルGTチャレンジの一戦ともなるスパ24時間にも適応されるという。


 また、プロ-アマカップのドライバーペアリングも、1名のプロドライバーに、2名のブロンズドライバーの組み合わせになる。アマチュアカップの組み合わせは現在と同じ3名のブロンズの組み合わせだ。さらに、スパ24時間を除いたエンデュランスカップでは、ドライバーがそれぞれ役割を果たすようにするため、3名のドライバーのタイム合算で予選グリッドが決まることになった。


 なおブランパンGTシリーズ・スプリントカップでは、今後2回の予選セッション、そして2回のレースが開催され、どちらも同等のポイントを得ることになる。


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