なでしこ、岩渕真奈らのゴールでカナダに4発快勝! 東京五輪へ白星でリスタート

2019年10月6日(日)16時24分 サッカーキング

なでしこジャパンが岩渕真奈(右)らのゴールでカナダに快勝 [写真]=金田慎平

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 国際親善試合が6日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とカナダ女子代表が対戦した。

 先制したのは日本。6分、右サイドから仕掛けると、中島依美のグラウンダーのクロスを岩渕真奈がダイレクトで流し込み、ネットを揺らした。その後は一進一退の攻防となったが得点は生まれず、日本の1点リードで前半を折り返す。

 後半立ち上がりの50分、日本は左サイド高い位置でボールを持った岩渕がカットインから右足一閃。ブレ球のシュートがゴールを脅かしたがわずかに右へ逸れた。直後の53分にはゴール前でこぼれ球に反応した菅澤優衣香がヒールで狙ったが、ここはDFにブロックされた。

 日本に追加点が生まれたのは65分。長谷川唯が岩渕とのコンビネーションで崩し、ゴール正面から右足で狙う。このシュートはGKの好セーブに阻まれたが、こぼれ球を籾木結花が右足で突き刺し、リードを広げた。

 攻撃の手を緩めない日本は72分、浮き球のパスでディフェンスラインの裏に抜け出した岩渕がGKを引きつけて中央へラストパス。これを長谷川が流し込み、3点目が決まった。

 後半アディショナルタイムにはペナルティエリア内右に抜け出した田中美南のシュートがこぼれたところを小林里歌子が押し込み、ダメ押しの4点目をマーク。なでしこジャパンが、ベスト16敗退に終わった今夏の女子ワールドカップ後の初戦を4−0の快勝で飾り、来年の東京オリンピックへ向けてリスタートを切った。

【スコア】
日本女子代表 4−0 カナダ女子代表

【得点者】
1−0 6分 岩渕真奈(日本)
2−0 65分 籾木結花(日本)
3−0 72分 長谷川唯(日本)
4−0 90+2分 小林里歌子(日本)

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