札幌大谷高の181センチ、ボランチ笹修大…J3今治へ来季加入決定

2024年10月7日(月)18時14分 スポーツ報知

J3今治への来季加入が決まった札幌大谷高MF笹修大は、今治のユニホームを着て笑顔を見せる

写真を拡大

 札幌大谷高MF笹修大(ささ・しゅうた、3年)が、J3今治に来季加入することが7日、発表された。同校で行われた会見で「サッカーを始めた4歳からの夢だったプロになれることをうれしく思う」と笑顔を見せたが「ここからが勝負。1年目から試合に出ることが目標」と志を高くした。

 8月に今治の練習に参加。小山哲司GMが「最初の日に対人練習でうちの選手といい勝負をしていて。初日にこれはいいと決めた」と高評価し、1週間の練習参加後、オファーが届いた。笹自身も「デュエルや球際などの自分の武器が、今治さんのサッカーにマッチしている部分があるなという実感があった。ここでやれば成長できる」と新天地に迷わず選んだ。

 反骨心を原動力としてきた。札幌清田南小5年からJ1札幌のU—12に所属するも、ジュニアユースには上がれなかった。「そこが大きな挫折だった。スプリントやアジリティなど自分の足りない部分を指摘されて。1から取り組んできた」。札幌大谷中に進み、弱点の克服を図ってきた。

 中学入学時は156センチで体重も50キロほど。「少しぽっちゃりしてて。体が重い感じのプレーヤーだった」という体は「食から見直してくれた」と感謝する祖母の料理も味方にし、現在は181センチ、79キロと屈強な体を作り上げた。加えて同校の清水隆行監督が「ピッチの中の監督」と称するほどのキャプテンシーで、ボランチとしてチームをけん引してきた。

 中高の6年間で心身とも格段にたくましくなって臨むプロの舞台。「応援してくれる人たちに結果で応えられる選手になりたい」と恩返しの思いを強くし、笹が飛び込んでいく。

スポーツ報知

「J3」をもっと詳しく

「J3」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ