伊東勤氏 中日ヘッドコーチ時代に見た球団の印象 「誰が監督をやるにしても...」
2024年10月7日(月)2時25分 スポーツニッポン
西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。ヘッドコーチを経験した伊東氏が感じた中日の印象を語った。
伊東氏は「熱量」をキーワードに挙げた。
2019年から3年間ヘッドコーチとして内部から中日を見てきた。伊東氏は「球団のフロントが本当に現場と一体となって優勝に向かっているかというと、その熱量をあまり感じなかった」と振り返った。
フロントと選手を含む現場との間の熱量差がある以上は「誰が監督をやるにしてもその辺の悩みは出てくるでしょうね」と指摘した。
そもそもフロントが「コーチは眼中にないくらいの感じ」と、年俸以上に扱いで寂しい印象を受けたという。
ただ、成績が悪くてもファンは球場に来てくれることに感謝した。その中で、選手は地元ではスター扱い。伊東氏は「それはいいことだが、それに甘んじてはいけない」と、奮起を促した。