F1第18戦アメリカGP全20人のタイヤ選択:マクラーレンが硬いコンパウンド重視の大胆チョイス

2018年10月10日(水)11時21分 AUTOSPORT web

 ピレリは10月19〜21日に開催される2018年F1第18戦アメリカGPで、各チームが使用するタイヤセットを発表した。


 アメリカGPが開催されるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)は、世界中のさまざまなサーキットの特徴が取り入れられたサーキット。コース前半には高速のS字区間、後半には高速で駆け抜けるターン16〜18があり、比較的タイヤへの負荷が高いサーキットといえる。


 2017年のアメリカGPでは、ルイス・ハミルトンが1ストップ作戦で優勝。ウルトラソフトタイヤでスタートし、新品のソフトタイヤに交換してレースを走り切った。一方の2位フィニッシュだったセバスチャン・ベッテルはウルトラソフト−ソフト−スーパーソフトとつなぐ2ストップ作戦を採っている。


 そんなアメリカGPにピレリが持ち込むのは、イエロー・ソフト、レッド・スーパーソフト、パープル・ウルトラソフトの3種類。各チームは週末使える13セットのうち、10セットを自由に選択することができる。


 2018年シーズンは、もっとも柔らかいコンパウンドを多く選択するのが主流となっているが、マクラーレンはもっとも硬いソフトタイヤを重視した選択とした。フェルナンド・アロンソが6セット、ストフェル・バンドーンが5セットのソフトをチョイスし、もっとも柔らかいウルトラソフトは10チーム中最少の5セットにとどまっている。


 チャンピオン争いをリードするメルセデスは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスともにソフトを3セット、スーパーソフトを3セット、ウルトラソフトを7セット選択。


 一方フェラーリは、キミ・ライコネンがメルセデス勢と同じ選択をしているのに対し、ベッテルはソフトを2セット、スーパーソフトを3セット、ウルトラソフトを8セットチョイスした。


 トロロッソ・ホンダのふたりはウルトラソフトを7セットチョイス。ピエール・ガスリーはスーパーソフトを5セット、ソフトを1セット、ブレンドン・ハートレーはスーパーソフトを4セット、ソフトを2セットをそれぞれ選択している。

2018年F1第18戦アメリカGP、20人のタイヤ選択


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