不振のリヴァプール…クロップ監督「我々はタイトル争いにいない」

2022年10月10日(月)14時22分 サッカーキング

リヴァプールを率いるクロップ監督 [写真]=Getty Images

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 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、アーセナル戦を振り返った。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第10節が9日に行われ、リヴァプールはアウェイでアーセナルと対戦。試合開始早々に先制点を奪われると、34分にダルウィン・ヌニェスのゴールで同点に追いつく。前半終了間際に再び勝ち越しを許したものの、53分にはロベルト・フィルミーノの同点弾で再び試合を振り出しに戻した。それでも、76分にPKから決勝点を奪われ、2−3で敗れた。

 今シーズン2敗目を喫したリヴァプールはここまで2勝4分けと勝ち点を伸ばすことはできず。1試合未消化ながら首位アーセナルとは勝ち点「14」差で10位に位置している。データサイト『OPTA』によると、8試合終了時点で勝ち点「10」にとどまったのは勝ち点「9」だった2012−13シーズン以来、最悪のスタートとなっているという。なお、同シーズンは7位で終了していた。

 試合後、クロップ監督は「我々はタイトル争いに参加できていない。現時点では問題を抱えてしまっているが、継続していくしかない」と優勝争いに加わっていないことを認めつつ、次のように試合を振り返った。

「我々のような状況では、そこに行って戦うしかない。この状況を満足していたり、昨年のことを考えながらここにいるわけではない。我々はとても失望している。3失点はすべて決定的なミスをしてしまった。最初のゴールは必要なものではないし、早すぎた」

「非常にアグレッシブで自信に満ちたアーセナルを相手に試合を支配し始めていた。我々がここにいる理由を示し、素晴らしい同点弾を決めた。そこからはオープンな試合で、アドバンテージもあった。でも、ハーフタイムの前に悪い判断をしてしまった。何をしていたんだ。最悪なスタートに、最悪な終わり方だった」

 さらに、クロップ監督は「今の我々の状況は本当に難しいものだ。それに加えて負傷者もいる。判定が不利になったとしても、それは典型的なもので助けにはならない。いい瞬間も多くある試合に負けた。引き分けが妥当な結果だったと思う」と語り、敗戦に肩を落とした。

サッカーキング

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