不慣れな右SBで健闘のチェルシーDFククレジャ「少し難しいけど…」

2023年10月10日(火)14時6分 サッカーキング

チェルシーでプレーするククレジャ [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するスペイン代表DFマルク・ククレジャが、不慣れなポジションでのプレーについて言及した。9日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在25歳のククレジャは2022年8月にチェルシーに5600万ポンド(約102億円)+ボーナス700万ポンド(約13億円)と見られる移籍金で加入した。しかし、昨シーズンは高額な移籍金に見合うパフォーマンスを見せることができず、チームの成績と相まって批判の対象となり、今夏の退団の可能性も浮上していた。

 最終的にはチェルシーに残留したククレジャだったが、プレミアリーグでは6試合終了時点で出場機会はなく、カラバオ・カップでの出場のみにとどまっていた。それでも、負傷者や出場停止処分によって、右サイドバック(SB)の人員がいなくなったこともあり、9月27日に行われたカラバオ・カップ(EFLカップ)3回戦のブライトン戦で本職の左SBではなく、右SBで出場を果たすと、激しいプレーを見せて、チームの公式戦4試合ぶりの勝利に貢献した。

 この活躍やチーム事情も重なり、その後はプレミアリーグでも2試合連続で右SBでフル出場を果たし、今年3月以来となるプレミアリーグ連勝、2022年10月以来のアウェイでのリーグ戦連勝など、調子が上向きとなっているチームに貢献している。

 公式戦3試合連続で不慣れな右SBで出場したククレジャは「少し難しいね」と率直な心境を吐露した一方で、「実際のところは行動次第だよ」と大きな問題ではないことも強調した。

「大きなところでの要求は同じだ。ただ、反対側にいるというだけなんだ。僕はベストを尽くして、チームを助けようと努めている。それに、チームメイトも同じように僕を助けてくれている。だから、このようなやり方を続けて、試合に勝利していく必要がある」

サッカーキング

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