マンC残留のE・ガルシア、今夏のバルサ行きはわずか“3億円”不足で実現せず

2020年10月12日(月)13時30分 サッカーキング

バルサ行きが噂されていたエリック・ガルシア [写真]=Getty Images

写真を拡大

 マンチェスター・Cの最高執行責任者(COO)を務めているオマル・ベラダ氏が、スペイン代表DFエリック・ガルシアが同クラブに残留することとなった背景について語った。地元メディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が11日に伝えている。

 今夏、E・ガルシアは自身がユース時代を過ごしたバルセロナからの関心が伝えられていた。移籍市場の最終日となる“デッドライン・デー”にはバルセロナから1800万ポンド(約25億円)でのオファーが届いていた。しかし、マンチェスター・Cはバルセロナの提示額が要求額よりも200万ポンド(約2億8000万円)低かったため、移籍を許可しなかったという。

 マンチェスター・CとE・ガルシアの現行契約は2021年夏に満了を迎えるため、同選手が新契約を拒否した場合は来夏にフリーでの退団が可能となる。それでも、マンチェスター・CはE・ガルシアの残留を希望した。ベラダ氏はE・ガルシアの移籍騒動について以下のようにコメント。残留が決定した背景について語っている。

「エリックは私たちにとって非常に重要な選手へと成長した。特に昨シーズンの終盤に行われたFAカップの準決勝やチャンピオンズリーグの準々決勝といった、クラブにとって重要な試合にも出場した。彼はペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)からの信頼も厚く、他のクラブから届いたオファーの金額よりも、今季彼がクラブに残ってプレーすることの方が価値が高いと判断したんだ」

「選手たちにとって、今季はメンタル面でもフィジカル面でも非常に難しいシーズンになるだろう。クラブでの試合だけでなく代表としての試合もあり、緊張感の高い試合を数多くこなさなければならない。ケガのリスクもある。新型コロナウイルスの影響で隔離され、試合に出場できなくなる選手も出てくるだろう。これらの点を全て考慮し、エリックに残って欲しいという判断を下した。彼のポジションはここ数年で特に多くの負傷者が出ている。チームに厚みをもたらす上で彼は重要な存在だ」

「我々がバルセロナと話し合いを行なっていたことは事実だ。最初からこちらの要求額は明確に示していたが、彼らは要求額よりも低い額でのオファーを持ってきた。だから我々は彼を残留させることになった。きっと今シーズン、彼は重要な存在になってくれるよ」

サッカーキング

「残留」をもっと詳しく

「残留」のニュース

「残留」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ