カナダ戦2ゴール!田中碧が活きた理由は?日本代表OB分析「遠藤航が…」

2023年10月14日(土)11時37分 FOOTBALL TRIBE

田中碧 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」のMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)は、13日開催の「MIZUHOBLUE DREAM MATCH 2023 」カナダ戦で2ゴールをマーク。日本代表OBの福西崇史氏がMF遠藤航(リバプール)やMF守田英正(スポルティングCP)に言及した上で、田中が攻撃面で最大限の持ち味を発揮するための起用法を提言している。


 日本代表ではボランチの一角やインサイドハーフ(中盤3センターの前目)で起用されることが多い田中。先月12日の国際親善試合トルコ戦ではキャプテンマークを巻いてフル出場も、ボランチの背後のスペースを使われるなど、ディフェンスラインのコントロールという点で課題を露呈していた。


 しかし遠藤とのダブルボランチで先発出場したカナダ戦では、前半2分に先制ゴールを奪うと、3-0で迎えた後半4分にも追加点をマーク。その後も積極果敢にゴールを狙うなど、攻撃面で存在感を発揮した。


 田中に対する称賛が沸き起こる中、2006年ドイツW杯の代表メンバーである福西氏はカナダ戦翌日に自身のYouTubeチャンネルを更新。カナダ戦を総括する中で「田中の活躍は素晴らしかった」と称えると、「攻撃的に行く時の彼の良さは、チーム一番の飛び出し力じゃないかなと感じている」と、中盤からの攻撃参加を評価。


 「飛び出しがあるからこそ、トルコ戦ではゲームメイクのところで物足りないという課題があったにしても、彼を(中盤の)前で使うとこれだけ力を発揮できる。やっぱり遠藤と一緒にプレーした方が、田中は活きる。守田が後ろでゲームメイクして、田中が前へ出た方がいい」と、遠藤や守田との同時起用が望ましいとの見解を示した。


 デュッセルドルフで今季はじめにレギュラーから控え要員に降格した一方、森保ジャパンでは結果を残し続けている田中。今年11月から始まるFIFAワールドカップ・北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選での活躍も期待される。

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