ジブラルタル代表が歴史的勝利！　2013年UEFA加入から23試合目で達成

　ジブラルタル代表が歴史的勝利を達成した。イギリスメディア『BBC』が13日に伝えている。

　UEFAネーションズリーグのリーグD・グループ4第3節が13日に行われ、ジブラルタル代表はアウェイでアルメニア代表と対戦。1−0で勝利した。

　ジブラルタルは、2013年にUEFA加盟国になって以来、これまで公式戦22試合全敗。今秋からのUEFAネーションズリーグ第1節マケドニア戦と第2節リヒテンシュタイン戦では0−2敗戦を喫していた。

　そして迎えた13日、ヘンリク・ムヒタリアン（アーセナル）らを擁するアルメニア代表に挑んだジブラルタル。試合前にはリヒテンシュタインの国歌が流れるというアクシデントに遭ったが、試合に入ると一進一退の攻防を繰り広げた。

　そして50分、歴史的な瞬間が生まれた。リー・カシアロがPKを獲得。すると、ジョセフ・チポリーナが落ち着いてゴールに沈めた。その後はGKカイル・ゴールドウィンがスーパーセーブを連発。守備陣がハードワークを見せ、1点のリードを死守すると、ジブラルタルは公式戦23試合目で悲願の初勝利を飾った。