フォーデン、マンチェスター・Cと2027年6月末まで契約延長！　「学び続け、トロフィーを勝ち取ることが出来ると…」

　マンチェスター・シティは14日、イングランド代表MFフィル・フォーデンが新たに3年間契約を延長し、2027年6月末までの契約を結んだと発表した。

　フォーデンは現在22歳。2017年夏にトップチームへ昇格すると、徐々に出場機会を増やし、昨シーズンは全公式戦で45試合に出場。14ゴール11アシストを記録した。今季もチャンピオンズリーグ（CL）での1試合を除き、全ての公式戦に出場。特にプレミアリーグでは出場9試合で既に6得点3アシストをマークするなど、すっかりチームの中心選手へと成長した。クラブレベルでは11個のトロフィー獲得（プレミアリーグとカラバオ・カップが4回ずつ、FAカップ1回、コミュニティ・シールド2回）を経験し、プレミアリーグの最優秀選手若手選手賞とPFA年間最優秀若手選手賞の2冠に2年連続で輝いた。

　また、イングランド代表でも2020年9月のデビューを皮切りに、これまで18試合に出場。開幕まで残り1か月余りとなったFIFAワールドカップカタール2022でも、メンバー入りが有力視されている。

　フォーデンはクラブ公式サイトにてコメント。この契約延長について、「夢が叶った」と語り、以下のように続けた。

「この契約にサイン出来た嬉しさを、言葉にするのは難しい。僕はずっとシティのファンだった。長年ここでトレーニングを積み、ボールボーイもやった。このクラブを愛しているから、2027年までこのクラブの一員になれるのは素晴らしい気分だ」

「ここ数年で僕は大きく成長したし、その多くはペップ（・グアルディオラ監督）と彼率いるスタッフのお陰で、毎日フィールドで僕を導いてくれる。さらに成長し、最高の選手になるチャンスを手にしている。このチームで学び続け、トロフィーを勝ち取ることが出来ると信じている。自分にとって最も重要なことだ」

「シティに関わる全ての人に感謝したいのは、彼らがいなければ今の自分は無かったと思うから。共に仕事をしたアカデミー時代のコーチ、プレーした選手、バックルームで働く全ての人々。このクラブの一員になれたことを光栄に思う」

　マンチェスター・Cのアカデミーを経て、中心選手に成長したフォーデン。“ワンクラブ・マン”として、このままマンCでプレーし続けることをサポーターは期待するばかりだろう。