MotoGP日本GP恒例のプレイベント開催。2019年のEVバイクレースは例年以上の“はっちゃけぶり”

2019年10月17日(木)19時0分 AUTOSPORT web

 10月18日からツインリンクもてぎで開幕する第16戦MotoGP日本GPの前日となる17日、『MotoGPプレイベント In Moto Racer2019』が開催。MotoGPライダー9人と子供たちによるEVバイクレースが行われ、例年以上に“はっちゃけた”レースが展開された。


 このプレイベントでは、MotoGPライダー9人とモトレーサータイムアタック選手権2019の予選にエントリーし抽選で選ばれた子供たちがタッグを組んでツインリンクもてぎのバイクアトラクション『モトレーサー』のEVバイクでレースを行うものだ。


 イベントには、ミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMテック3)、ハフィス・シャーリン(レッドブルKTMテック3)、ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)、フランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が登場。レースで使用するEVバイクは例年と同じく各MotoGPライダーをイメージしたカラーリングが施された。

ファンにサインするアレックス・リンス
日本GPプレイベント初参加のフランセスコ・バニャイア
スタート前にヘルメットのひもを締めるアレイシ・エスパルガロ
チームを組んだ子供と触れ合るフランコ・モルビデリ


 レースは2回交代のリレー形式、計6周で競い合った。スタートはMotoGPライダーたちが担当。序盤からシャーリンとアレイシ・エスパルガロがショートカットを始めると、それにつられて各ライダーもショートカットや肩をつかむなどし、毎年恒例の“おふざけ”が始まってしまった。

EVバイクレースのスタートシーン
2019年は真面目なレースになるかと思われたが……
徐々にショートカットするライダーが現れ始める
“おふざけ”行為を行うも、ところどころ真剣なバトルを見せたMotoGPライダーたち


■例年以上に暴れまわったMotoGPライダーたち


 第2スティントを担当する子供たちはMotoGPライダーからマシンを受け取ると、見事な走りを披露する。MotoGPライダーはそんな子供たちを応援したり、子供の走りを妨げる場面もあった。

子供の走りを妨げるアレックス・リンスとハフィス・シャーリン


 最後はMotoGPライダーたちに交代しラスト3周へ。このスティントでもいたるところで“おふざけ”行為が勃発。最終的にはポル・エスパルガロのチームが優勝し、プレイベントは幕を閉じた。

交代した瞬間、どこを走っているかわからない状態に
後半で行われたバトルの様子
プレイベントで優勝したポル・エスパルガロチーム


 レースを終えた後は子供たちとMotoGPライダーが健闘を称えあえ、ハイタッチをしたり、一緒に写真撮影をしたりと、イベントは終始笑顔が絶えなかった。


 なお、MotoGP日本GP開催期間中、モトレーサーではこのプレイベントで使用されたマシンに乗ることができる。マシンにはMotoGPライダーたちのサインも入っているので、レースを観戦する方は実際にモトレーサーを体験してみるのも面白いだろう。

レース後、子供のヘルメットにサインするポル・エスパルガロ
モトレーサーのEVバイクにサインするミゲール・オリベイラ
最後は全員そろって集合写真


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