「カガワはまだ活躍できる」香川真司のコーナーキック直接ゴールを欧州メディアが激賞!「プレーステーションのようだ」

2022年10月17日(月)14時51分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 ベルギーリーグのシント=トロイデン(STVV)に所属する香川真司は、現地時間10月15日(日本時間16日)、シャルルロワ戦に先発出場し、コーナーキックから今季2得点目となるゴールを決めた。

 本拠地で行われたこの試合の前半12分、左コーナーに立った香川は狙いすましてピッチ上のプレーヤーの頭上を越え鋭く弧を描くコントロールショットを放つ。すると、そのまま相手ゴールの右サイドネットに突き刺さり、STVVの先制点となる鮮やかなゴールが生まれた。

【動画】「まるでプレーステーション」香川真司が決めたコーナーキックからの直接ゴールをチェック!


 チームもこの香川のゴールで勢いづき、2−1で勝利を収めた。背番号10は3試合ぶりの勝ち点3獲得に大きく貢献した。

 香川は今季のリーグ戦12試合中8試合でスタメン出場を果たしており、チームは現在10位に止まっているものの、さらなる上位進出への原動力として寄せられる期待は小さくない。そして、この日の驚愕のゴールで改めて、自身のクオリティの高さを証明してみせた。

 香川のこのゴールには複数の欧州メディアも反応し、称賛の声を上げている。

 地元ベルギーのニュースサイト『Nieuwsblad.be』では、コーナーからの直接弾を古くから言い伝えられる「オリンピックゴール」と表現しながら「元ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドのスターだった33歳のカガワはまだ活躍できる」と綴っており、さらに「まるでプレーステーションのようなゴールを決めてみせた」と賛辞を贈った。

 さらに同メディアでは後半11分に他選手との交替でピッチを去った香川について「スーパーゴールを決めたにもかかわらず早い交替には納得をしていないようだったが、プロフェッショナルの姿勢を崩さなかった」として、試合中の様子も記している。

 また、ドイツを拠点としてスポーツ情報を発信する『sport1』でも「コーナーからの直接ゴールで勝利に導いた。ドイツ、イングランドで成功を収めてきたこの日本人はベルギーでのプレーも成功させた」と述べている。

 そのキャリアの豊富さから、欧州各国からの評価は今なお高いままだ。日本人プレーヤーも多く在籍し、世界中から注目を集め続けるクラブにおいて、香川真司は力強くチームを牽引する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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