原巨人 FA戦線で熱視線を向ける「意外な選手の名前」

2022年10月19日(水)11時53分 ココカラネクスト

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 まもなく迫った日本シリーズ、そしてシリーズが終了すれば、いよいよFA戦線が幕を開ける。

 今季は例年になく「豊作」といわれる中で、西武の森友哉と並び、注目を集めている選手が日本ハムの安打製造機といわれる近藤健介外野手(29)である。

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 今季は右脇腹肉離れによる離脱もあったが、それでも99試合に出場し、打率・302、8本塁打、41打点。チームリーダーとして若手を引っ張る姿勢も評価されている。侍ジャパンの常連メンバーでもあり、来年3月に行われるWBCのメンバー入りも確実視されている。通算打率・307、出塁率・413と球界屈指のバットコントロール、選球眼も知られているとあって、宣言すれば多くの球団が獲得に向かうと見られている。

 すでに2年連続でV逸となったソフトバンクを始め、地元千葉として縁のあるロッテ、オリックスなども調査を進めているといわれる中、不気味な存在となっているのは巨人にもある。

 今季4位と5年ぶりのBクラスに沈んだ巨人では今オフ、久々に大規模な補強に乗り出すことを明言している。西武・森、阪神・西勇、楽天・浅村などビッグネームの名前が取りざたされる中、ささやかれているのは、「実は外野手も補強ポジション。期待した松原は育たず、ドラ1で高松商の浅野獲りも公言していますが、仮に獲れたとしても即戦力となれるかは未知数。その点、攻守に安定したパフォーマンスが期待できる近藤獲得は十分あり得ると見られています」(球界関係者)

 チームを見渡せば、今季から背番号が「9」に変更となった「育成の星」松原は、打率・113と低迷。活躍が期待されたFA砲、梶谷は今季5月に左ひざ半月板の手術を受け、結局シーズン中の復帰は叶わなかった。

 中堅手として安定した力を発揮している丸にせよ、来季は34歳シーズンとなる。チームの若返りは必須とあって、近藤の去就に注目が高まっている。

 近藤が「魅力的」なポイントはほかにもある。

 「何より優等生キャラというところです。今季は特にスキャンダルがらみも多かったとあって、球団としても安心して売り出せる選手を求めている側面もあるかもしれません」(放送関係者)

 近藤といえば、日本ハムでは21年から選手会長を務め、チームリーダーとしての資質も高く評価されている。野球のパフォーマンスに加え、注目球団の巨人でも何ら問題がないという点も「合格」となりそうだ。

 一躍「時の人」となっている近藤をめぐっては宣言すれば、各球団の思惑もからんで激しい駆け引きも注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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