日本と同組・コスタリカ代表MFにW杯出場禁止処分?ドーピング違反発覚

2022年10月19日(水)10時17分 FOOTBALL TRIBE

オーランド・ガロ(写真中央) 写真:Getty Images

 サッカー日本代表は11月27日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦でコスタリカ代表と対戦する。そのコスタリカ代表はパリ・サンジェルマン所属GKケイロル・ナバス(35)らを擁する中、コスタリカ1部CSエレディアーノ所属MFオーランド・ガロ(22)をドーピング違反により本大会で欠く可能性があるようだ。


 ガロは身長176cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。コスタリカ国内クラブで頭角を現すと、昨年10月8日のカタールW杯北中米カリブ海予選・ホンジュラス戦で代表デビュー。昨年11月のカナダ戦以降はスタメンでの出場機会を増やすなど、W杯予選では8試合でプレーしている。


 また今年6月のCONCACAFネーションズリーグ・パナマ戦でも先発出場した一方で、カタールW杯大陸間プレーオフ・ニュージーランド戦では出番なし。先月23日の国際親善試合・韓国戦でも90分間ベンチから戦況を見つめていたが、27日のウズベキスタン戦では代表戦2度目となるフル出場を果たしていた。


 しかしコスタリカサッカー連盟(FCRF)は今月18日、韓国戦前のドーピング検査でガロに陽性反応があったたと公式発表。FCRFは声明で「現時点ではFIFAの決定を待っている状態であるため、ガロはいかなる大会でも参加資格も剥奪されていない」と主張している。


 ただアメリカ『ESPN』など複数メディアは、FIFAの決定次第では同選手のカタールW杯参加資格がはく奪される可能性があると報道。本大会開幕1カ月前にして先行きが不透明となっている。


 なおコスタリカ代表はカタールW杯開幕直前に、ナイジェリア代表やイラク代表との強化試合を実施予定。11月23日のカタールW杯グループリーグ初戦でスペイン代表と対戦した後、日本代表やドイツ代表と激突する。

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