「キャリアが手遅れになる前に」大谷翔平のFAをめぐりエンゼルス専門メディアも移籍を推奨!?去就への複雑な心境を吐露

2023年10月22日(日)16時36分 ココカラネクスト

FAでの移籍が既定路線とされる大谷。新天地はどこになるのか(C)Getty Images

 MLBでは熱戦が展開されているポストシーズンの終了後より、各球団の補強、選手の移籍等が本格化するストーブリーグの動向がファンの関心事となる。その中ではシーズン同様、エンゼルスの大谷翔平が話題の中心となるだろう。

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 大谷は今オフでFAを迎えることにより、これまでも数多くの球団が獲得の意思があると報じられてきた。さらに、大谷が抱くプレーオフやワールドシリーズへの出場の想いなどもクローズアップされており、米球界を代表する有力チームや名門球団が「二刀流スター」獲りを目指すと見込まれている。

 もちろん、現所属のエンゼルスも大谷の選択肢の一つとなり得ることは言うまでもない。シーズン終了後より、ペリー・ミナシアンGMからも引き留める意向であるとのコメントも聞かれるなど、現状ではエンゼルスでの7シーズン目を迎える可能性も残されている。

 しかし、「勝てるチーム」を望むとされる大谷の願望は野球ファン、関係者の間に広く浸透することとなり、尚且つ、今季も含め早々にプレーオフ争いから脱落してきたエンゼルスの歴史を踏まえ、米国内では新天地移籍を促す報道も散見される。そして、それらを報じる中には、エ軍の専門メディアの声もあるようだ。

 日頃よりエンゼルスの情報を扱っている『FanNation HalosToday』が現地時間10月20日(日本時間21日)、大谷の去就について論じるトピックを配信した。移籍先として有力な候補に挙がっている球団名などを紹介しながら、今オフのFA動向を占う内容となっている。

 トピックでは「今オフ、オオタニの獲得に乗り出す球団は後を絶たないだろう。野球というスポーツがこれまで経験したことのないようなフリーエージェントとなり、野球界を取り巻く興味は大いに高まると考えられる」として、注目度の高さを強調。

 さらに、球界OBであるペドロ・マルチネス氏が大谷のレッドソックス入りを予想したコメントなども紹介しながら「オオタニは以前からボストンとの移籍が噂されていたがまだわからない。彼はこれまで西海岸を好んできたが、このオフシーズンにはその考えを変え、他の有力候補でプレーするのではないかと考える人もいる」と綴っている。

 その上で同メディアは「オオタニがどうなるかはまだ不透明だが、ヘイローズにとってすべては彼に始まり、彼に終わる。彼らはオオタニを長期的にキープしたいだろうが、現実には船はすで出向したのかもしれない」と大谷がチームに与える影響や、現状への見解を示した。

 加えて「彼は全盛期をチームに捧げたが、ワールドシリーズ制覇という目標を達成するためにチームは何もしなかった。彼のキャリアにとって手遅れになる前に、毎年勝利のチャンスを与えてくれるチームに移籍した方がいい」として、チームの屋台骨となってきた背番号17への想いを記している。

 右肘回復のため、来季は打者でのプレーのみとなるものの、そのバットを求めるとする多くの球団名が伝えられてきた。やはり来シーズン、新たな色のユニフォームで打席に立つ、大谷の姿をみることとなるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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