スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2017年第7戦鈴鹿 レースレポート

2017年10月23日(月)18時41分 AUTOSPORT web

SUPER FORMULA Round7
16th JAF GRAND PRIX SUZUKA
2017.10.21 sat 〜 22 sun


マーデンボローがレース2のPP獲得も台風接近の影響で決勝レース中止


ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
No.19 関口 雄飛
No.20 ヤン・マーデンボロー


 早いもので、鈴鹿サーキットにてSUPER FORMULAの最終戦を迎えました。TOCHU ENEX TEAM IMPULは、関口雄飛がランキング4位ではあるものの、自力チャンピオン獲得が可能なポイント差に付けており、非常に重要なレースとなりました。
 
 チームメイトのヤン・マーデンボローも終盤戦調子が上向きになっているなか、初表彰台と初優勝を目指す戦いとなりました。


10/21(土) 公式予選


天候:雨 コース:ウエット
Q1 開始時刻:13:55
赤旗中断時刻(1回目):13:57〜14:40
赤旗中断時刻(2回目):14:43〜14:50
赤旗中断時刻(3回目):14:55〜15:00
赤旗中断時刻(4回目):15:07(赤旗提示により終了)
Q2 中止
Q3 中止


※レース1の予選結果はQ1のベストタイムにて決定
※レース2の予選結果はQ1のセカンドベストタイムにて決定


 秋雨前線、台風接近の影響で荒天となった鈴鹿サーキット。朝から慌ただしく予選・レースの進行について協議され、予選が中止となった場合のグリッド決定方法がアナウンスされました。
 
 フリー走行の結果が決勝レースのグリッドに反映される可能性もあったため、予選並の緊迫感の中、午前中のこのセッションは行われました。


 予選Q1開始前はこの日一番とも取れる雨量の多さでしたが予選開催予定で進行されました。しかし13時45分からのQ1が13時50分スタートと5分ディレイがアナウンスされました。

関口雄飛/2017年スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿

 
 開始3分前には ITOCHU ENEX TEAM IMPULの関口雄飛、ヤン・マーデンボローの2人はピットを飛び出しピットロードで待機。13時50分にコースインしていきました。しかし雨脚は強まり、コース上のあらゆる箇所に川が出来てしまう状況。
 
 アウトラップを終えて計測ラップに入ろうかというところで赤旗が提示されてしまいます。ピットへと戻り、再開のタイミングを待ちます。


 その後時間を置いて、14時40分に残り時間17分12秒で再開。若干雨が弱まり、コースインし計測ラップに入っていったものの、1コーナーでコースアウトしてしまったマシンがあったため2度目の赤旗中断となってしまいました。


 このマシンの回収を待って14時50分に残り時間14分13秒で再開となりました。そろそろタイムを刻みに行きたいところで、まずはマーデンボローが1’56.961をマークしこの時点でトップへ。続いて関口も1’56.479をマークします。
 
 このすぐ後に、またもや1コーナーでコースアウトしてしまうマシンがあり3度目の赤旗が提示。このマシンはすぐに自力で動き出したため、すぐにセッションは再開。15時に残り時間8分37秒で行われました。マーデンボローがここでタイムを更新。1’55.946をマークしました。

ヤン・マーデンボロー/2017年スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿

 
 関口もタイム更新をしていきたいところでしたが、三度1コーナーでコースアウトしてしまったマシンが出てしまい、なんと4度目の赤旗中断。残り時間1分17秒となり、この後再開はされることなくここでQ1は終了となりました。


 波乱のQ1を終えて、予選Q2以降はキャンセルが決定。レース1グリッドはQ1ベストタイム順で、レース2グリッドはQ1セカンドベストタイム順で決まりました。この結果レース1で関口13位、マーデンボロー7位。
 
 また、レース2で関口10位、マーデンボローがポールポジションとなりました。マーデンボローはスーパーフォーミュラ初PP獲得となりました。


 しかし予選後に行われた協議の結果、翌日10月22日(日)に開催予定だった決勝レースはこの台風接近による影響で中止が決定しました。
 
 今回のレースの代替戦は行われず、2017年シーズンはこれにて終幕となりました。大変残念な最終戦となってしまいましたが、1年間 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL へのご声援誠にありがとうございました。チームスタッフ一同御礼申し上げます。

関口雄飛/2017年スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿


10/22(日) 決勝レース1


中止
決勝レース距離 5.807km×19Laps=110.333km
※タイヤ交換義務なし


10/22(日) 決勝レース2


中止
決勝レース距離 5.807km×36Laps=209.052km
※タイヤ交換義務有(10周回終了後以降。ウエットタイヤの場合は適用なし)


ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2017年シーズン 全戦績


第1戦鈴鹿 関口雄飛 予選6位 決勝12位/J.マーデンボロー 予選12位 決勝18位
第2戦岡山 レース1 関口雄飛 予選PP 決勝2位/J.マーデンボロー 予選5位 決勝6位
レース2 関口雄飛 予選3位 決勝優勝/J.マーデンボロー 予選16位 決勝17位
第3戦富士 関口雄飛 予選3位 決勝4位/J.マーデンボロー 予選9位 決勝8位
第4戦もてぎ 関口雄飛 予選10位 決勝16位/J.マーデンボロー 予選13位 決勝14位
第5戦オートポリス 関口雄飛 予選11位 決勝10位/J.マーデンボロ— 予選14位 決勝8位
第6戦SUGO 関口雄飛 予選2位 決勝優勝/J.マーデンボロ— 予選6位 決勝10位
第7戦鈴鹿 レース1 関口雄飛 予選13位 決勝中止/J.マーデンボロ— 予選7位 決勝中止
レース2 関口雄飛 予選10位 決勝中止/J.マーデンボロ— 予選PP 決勝中止
 
2017年ドライバーランキング 関口雄飛 4位/J.マーデンボロー 14位
2017年チームランキング  ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 5位


TEAM IMPUL Race & Event Information


●スーパーGT最終戦 11/11(土)〜12(日) ツインリンクもてぎ
●NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 11/26(日) 富士スピードウェイ
●TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 12/10(日) 富士スピードウェイ
●東京オートサロン2018 1/12(金)〜14(日) 幕張メッセ


ドライバーからのコメント


No.19 関口雄飛
「決勝レースは中止となりました。悔しいですが、今年度はシリーズランキング4位で終了となりました。1年間応援ありがとうございました」


No.20 ヤン・マーデンボロー
「スーパーフォーミュラで初めてのポールからのレーススタートでしたが残念でした。代替戦で戦いたかったですが仕方ありません。たくさんのご声援ありがとうございました」


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