レアルのナチョ、初のキャプテン担当に感激「このうえない栄誉」

2017年10月27日(金)12時17分 サッカーキング

トップチームで初めてキャプテンを務めたレアルのナチョ [写真]=Getty Images

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 26日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦ファーストレグで、大会初戦に臨んだレアル・マドリード。アウェイでフエンラブラダ(3部)を2−0で破った一戦で、最も大きな喜びを味わったのがスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスだろう。

 レアル・マドリードは対戦相手がセグンダB(3部)のクラブということもあり、主力メンバーの大半を温存。主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、第2主将のブラジル代表DFマルセロ、第3主将のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、第4主将のフランス人FWカリム・ベンゼマと、4人のキャプテンがいずれもメンバー外となった。キャプテンマークを巻くこととなったのが、ナチョだった。

 トップチーム昇格後6年目にして、初めてゲームキャプテンとして公式戦に出場したナチョにとって、当然ながら特別な一戦となったようだ。試合後のインタビューでは、素直に感激を表した。

「決して忘れられない試合になった。僕にとって、レアル・マドリードでキャプテンマークを巻けるのはこのうえない栄誉だからね。勝利も飾ることもできて、幸せでいっぱいだよ」

 一方で、「今日は普段よりもリーダーとしての振る舞いを求められた」と振り返ったナチョ。今シーズン初出場を果たしながら、終了間際にレッドカードで一発退場となったU−21スペイン代表DFヘスス・バジェホを気遣い、「良いプレーをしたし、試合後も落ち着いている」と語る余裕も見せている。

 スター選手が多いレアル・マドリードにおいては地味な印象を受けるナチョだが、DFラインの全ポジションを堅実にこなせる能力は歴代の指揮官から重宝されている。今後も着実にチーム内での立場を固め、ゆくゆくは元スペイン代表GKイケル・カシージャス(現ポルト)以来となる“生え抜きのキャプテン”誕生に期待したいものだ。

文=北村敦

サッカーキング

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