鎌田がCL2戦連発! フランクフルトがマルセイユに勝利、決勝T進出に望みをつなぐ

2022年10月27日(木)5時58分 サッカーキング

フランクフルトがホームで貴重な勝ち点3 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 チャンピオンズリーグ・グループD第5節が26日に行われ、フランクフルト(ドイツ)とマルセイユ(フランス)が対戦した。

 フランクフルトは今季CL開幕戦のスポルティング(ポルトガル)戦で0−3と完敗を喫したが、続く第2節のマルセイユ戦では敵地で1−0と白星を掴んだ。それでも、トッテナム(イングランド)との連戦では1分1敗と負け越してしまい、現在はグループの最下位に沈んでいる。敗れれば無条件でグループステージ敗退が決まるという、“背水の陣”だ。一方、マルセイユは開幕2連敗となった後、スポルティング相手に2連勝を記録。一気に2位に駆け上がり、決勝トーナメント進出が見えている状況で第5節を迎えた。

 フランクフルトは直近のブンデスリーガ第11節ボルシアMG戦(◯3−1)からスターティングメンバー1名のみを変更。出場停止となっているトゥータに代わり、フルヴォイェ・スモルチッチが起用された。鎌田大地は中盤でスタメン出場。長谷部誠は負傷のためメンバー外となっている。一方、マルセイユはマテオ・ゲンドゥージ、ヌーノ・タヴァレス、アレクシス・サンチェスらが先発に名を連ねている。

 試合の均衡は開始早々に破れる。3分、自陣左サイドでボールを持ったエヴァン・ヌディカがパス交換からライン際を駆け上がり、グラウンダーのクロスボールを送る。イェスパー・リンドストロムのスルーからペナルティエリア手前の鎌田にボールが渡ると、少し持ち出してから右足でネットを揺らした。鎌田のCL2戦連続ゴール、そして今季公式戦10得点目で、フランクフルトが先手を取った。

 対するマルセイユは22分、クロスボールの跳ね返りをゲンドゥージが拾うと、低い位置でボールを右サイドに回していく。フリーでパスを受けたシャンセル・ムベンバが正確なクロスボールを供給すると、走り込んできたゲンドゥージがダイレクトでボレーシュートを叩き込み、試合は振り出しに戻った。

 それでも、後がないフランクフルトはホームの声援を背に攻撃を続ける。27分にはボックス手前でボールを持ったリンドストロムがペナルティエリア内にパスを送る。これは相手にブロックされたものの、こぼれ球にランダル・コロ・ムアニが反応。リンドストロムとのワンツーから右足を振り抜き、フランクフルトが勝ち越しに成功した。試合はこのままハーフタイムに突入している。

 後半に入ると両チームチャンスを作りながらも、なかなかスコアを動かすことができない。結局、このまま試合終了のホイッスルが吹かれ、フランクフルトがホームで貴重な勝ち点「3」を手に入れた。マルセイユをかわして3位に浮上し、最終節の結果次第では自力で決勝トーナメント進出を決められる状況となっている。なお、鎌田はフル出場を果たした。

 次節は11月1日に行われ、フランクフルトは敵地でスポルティングと対戦する。一方、マルセイユはホームにトッテナムを迎える予定だ。

【スコア】
フランクフルト 2−1 マルセイユ

【得点者】
1−0 3分 鎌田大地(フランクフルト)
1−1 22分 マテオ・ゲンドゥージ(マルセイユ)
2−1 27分 ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト)

サッカーキング

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