アル・アイン、“常連”アル・ヒラルを破りACL決勝進出! 横浜FM対蔚山現代の勝者と対戦へ

2024年4月24日(水)10時9分 サッカーキング

アル・アインが6年ぶりにACL決勝の舞台へ [写真]=Getty Images

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・西地区の準決勝セカンドレグが23日に行われ、アル・アイン(UAE/アラブ首長国連邦)がアル・ヒラル(サウジアラビア)を2戦合計5−4で破り、決勝進出を決めた。

 アル・アインの本拠地で16日に開催されたファーストレグは、ソフィアン・ラヒミのハットトリックもあって、ホームチームが4−2で先勝。ギネス世界記録にも認定されていた、昨年9月から続くアル・ヒラルの公式戦連勝記録を「34」でストップさせていた。

 アル・ヒラルのホームに移って開催されたセカンドレグ。ホームチームはネイマールやアレクサンダル・ミトロヴィッチこそ負傷の影響で欠場したものの、GKボノを筆頭に、セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ、ルベン・ネヴェス、マルコムら豪華な“助っ人”たちが先発に名を連ねた。

 試合はキックオフからおよそ40秒後、ボックス右でスルーパスを受けたミシャエウが倒され、アル・ヒラルがPKを獲得。このPKをR・ネヴェスがゴール左上に沈め、アル・ヒラルが反撃の狼煙を上げる。

 それでも、直後の12分にはアル・アインが反撃へ。敵陣左サイドをドリブルで突破したエリックがボックス左へスルーパスを送ると、アレハンドロ・ロメロからの折り返しは後ろに流れたものの、ヤヒア・ナデルが繋いだボールをエリックが右足で仕留めた。

 決勝進出のためには最低でも2点が必要になったアル・ヒラルはここから怒涛の攻撃をスタート。25分には左からのクロスボールが相手に当たってポストに嫌われると、前半アディショナルタイムにもサレム・アル・ドサリがチャンスを迎えたが、ループシュートはわずかに枠を外れる。後半に入ると51分、ボックス中央でロングスローが跳ね返されたボールを拾ったアル・ドサリが右足でシュートを沈め、2戦合計スコアで1点差まで詰め寄ると、その後はミシャエウやM・サヴィッチが幾度となくゴールを脅かしたが、これ以上の得点は挙げられなかった。

 試合はこのままタイムアップ。この結果、アル・アインが2016シーズン以来となるファイナル行きの切符を掴み取った。一方で、アル・ヒラルは3シーズン連続の決勝進出を逃している。

 これで東地区より一足早く、西地区の王者はアル・アインに決まった。東地区の王者は24日に決定予定。17日に蔚山現代のホームで行われた準決勝ファーストレグを0−1で落とした横浜F・マリノスが、逆転を目指して『横浜国際競技場』でのセカンドレグに臨む。

サッカーキング

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