WTCCもてぎ開幕。ウエットのFP1はミケリスが首位。道上龍のシビックが3番手に
2017年10月28日(土)16時11分 AUTOSPORT web
10月28日、栃木県のツインリンクもてぎでWTCC世界ツーリングカー選手権の日本ラウンドが開幕し、午後3時15分からフリープラクティス1が行われた。ウエットコンディションのなかトップタイムをマークしたのはノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)。道上龍(ホンダ・シビックWTCC)が3番手につけた。
台風12号の影響でマシン・資材の到着が遅れ、10月27日(土)の早朝にコンテナからマシンが出された後、急ピッチで準備が進められたWTCC世界ツーリングカー選手権の日本ラウンド。この日はずっと曇天模様でスケジュールが進められていたが、午後2時30分頃からツインリンクもてぎには雨が舞い始めた。
午後3時15分から迎えたWTCCのフリープラクティス1は45分間のスケジュールとなっていたが、コースオープン時は完全にウエットコンディション。セッション開始とともにボルボ勢を先頭に、続々とマシンが周回を重ねていった。
大きなアクシデントもなく、レッドフラッグも出ないセッションとなったが、好調だったのはホンダ勢だ。ミケリスが好ペースで周回を重ね、2分08秒363でベストタイムに。2番手には、ニッキー・キャツバーグ(ボルボS60ポールスターWTCC)が2分08秒663で続いたものの、3番手につけたのは、日本期待の道上だ。
このレースで、ふだんとは異なるマシンを使っている道上は、コースインこそ遅れたものの、13周を重ね2分08秒927というベストタイムをマーク。良く知るもてぎでウエットという状況もあったかもしれないが、翌日の予選、決勝に向け期待をもたせる結果となった。
4番手にはロブ・ハフ(シトロエンC-エリーゼWTCC)が、5番手にはティアゴ・モンテイロの代役となったエステバン・グエリエリ(ホンダ・シビックWTCC)がつけた。