神戸・吉田孝行監督続投報道に批判噴出「バルサ化は？」J1優勝争い絡むも…
2022年10月29日（土）8時4分 FOOTBALL TRIBE
ヴィッセル神戸はリーグ戦残り2試合となる中、J1残留が確定。29日の明治安田生命J1リーグ第33節・川崎フロンターレ戦を前に吉田孝行監督の来季続投の可能性が報じられたことに、否定的な意見が沸き起こっている。
ヴィッセル神戸は三浦淳寛監督のもとで今季開幕を迎えたが、リーグ戦での黒星先行をうけて2度にわたり監督交代。J2降格圏内に沈む中、6月下旬から吉田孝行監督の就任とあわせて「J1残留」を最大目標に掲げていた。
その後はAFCチャンピオンズリーグ準々決勝・全北現代戦や天皇杯準々決勝・鹿島アントラーズ戦で敗北。J1残留を意識した上での大幅な先発メンバー入れ替えが物議を醸していたが、先月14日の第26節・FC東京戦から今月12日の第27節・湘南ベルマーレ戦まで5連勝。今月22日に行われた清水エスパルス対ジュビロ磐田が1-1の引き分けで終了したことをうけて、J1残留が確定していた。
そんな中、一部メディアは29日になって吉田孝行の来季続投が濃厚と報道。これには「ヴィッセル神戸は学習能力低い」、「今季の惨状から何も学んでいない」、「本当にがっかり」とヴィッセル神戸に対する批判が噴出。
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（38）らを擁しているだけに「バルササッカー日本化はどこへ？」、「バルサ化は？」といった揶揄も見られている。
ただ一方でヴィッセル神戸サポーターからは「ヴィッセル神戸から酷い扱いされているのにちゃんとやってるの、少なくともすごく良い人なんだろう」、「イニエスタを絶対的なレギュラーにしなかったことが良かった」と吉田孝行監督を評価する声や「三浦淳寛の二の舞にならないでほしい」といった心配の声も上がっている。
なおヴィッセル神戸は29日に川崎フロンターレと対戦した後、11月5日の最終節ではホームに横浜F・マリノスを迎え撃つ。シーズン開幕前の想定とは異なる形でJ1優勝争いに絡む中、監督人事が再び議論の対象となっている。
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