89分に勝ち越し弾献上…リヴァプール、下位に沈むリーズに競り負けリーグ戦2連敗

2022年10月30日(日)10時11分 サッカーキング

リヴァプールがリーズに競り負けリーグ戦2連敗 [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第14節が29日に行われ、リヴァプールとリーズが対戦した。

 前節は最下位のノッティンガム・フォレスト相手に痛恨の完封負けを喫したリヴァプール。今節はリーグ戦4連敗中の19位リーズを本拠地『アンフィールド』に迎えた。

 試合の均衡が破れたのは4分。自陣右サイドでボールを奪ったジョー・ゴメスのバックパスがボックス中央に流れると、走り込んだリーズのFWロドリゴ・モレノが無人のゴールに難なく流し込みゴールネットを揺らした。開始早々にアウェイチームが先制に成功する。

 ミスから失点を喫したリヴァプールだったがすぐさま反撃に出る。14分、ボックス右角付近でボールを受けたトレント・アレクサンダー・アーノルドが対角線にクロスを供給。逆サイドに流れたボールを拾ったアンドリュー・ロバートソンがボックス内からダイレクトで中央に折り返し、最後はモハメド・サラーが左足でゴールに沈めた。リヴァプールが早い時間帯で試合を振り出しに戻す。

 その後は互いにチャンスを作り合う展開に。20分、右サイドの敵陣深くでボールを受けたラスムス・ニッセンが中央に鋭いクロスを供給。走り込んだブレンデン・アーロンソンがダイレクトで合わせるもシュートはクロスバーに直撃。21分にはショートカウンターの流れからジャック・ハリソンがボックス内右に侵入し、至近距離からシュートを放ったが、GKアリソンのセーブに阻まれ得点には至らない。

 32分、自陣でこぼれ球を拾ったA・アーノルドがダイレクトでDFラインの背後にロングパス。ダルウィン・ヌニェスが抜け出しチャンスを迎えるも、リーズのGKイラン・メリエの対応に遭いシュートに持ち込むことができず。互いにチャンスを生かせないまま前半は1−1で終了した。

 67分、相手DFのクリアミスを拾ったサラーがボックス内左にスルーパスを供給。ボールを受けたヌニェスがダイレクトで狙うも、シュートはタイミング良く距離を詰めたGKメリエのセーブに阻まれた。79分にはボックス手前左でボールを受けたヌニェスが右足で狙い澄ましたシュートを放ったが、GKメリエが右手一本で弾き出した。

 ホームの声援を受けて攻勢を強めるリヴァプール。86分にサラー、88分にロベルト・フィルミーノにチャンスが訪れたが、どちらもGKメリエの好守に阻まれゴールネットを揺らせず。決定機は作り出すもののなかなか勝ち越しゴールを奪うことができない。

 このまま試合終了かと思われた89分、左サイドの敵陣深くでボールをキープしたウィルフリード・ニョントが中央にグウラウンダーのクロスを供給。このボールをボックス中央でパトリック・バンフォードが受けると、こぼれ球をクリセンシオ・サマーフィルがゴール左隅に流し込んだ。リーズが土壇場で勝ち越しに成功する。

 試合はこのまま1−2で終了。リヴァプールは下位チーム相手に痛恨の連敗。一方リーズはリーグ戦9試合ぶりの勝利となった。次節は6日に行われ、リヴァプールはアウェイでトッテナムと、リーズはホームでボーンマスと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 1−2 リーズ

【得点者】
0−1 4分 ロドリゴ・モレノ(リーズ)
1−1 14分 モハメド・サラー(リヴァプール)
1−2 89分 クリセンシオ・サマーフィル(リーズ)

サッカーキング

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